【ウエットスーツの生地と種類】季節に応じた種類を使おう!

素材

冬の季節がやってきました。

この季節、海水パンツだけで海に入るのは難しいですよね。

凍えてしまいます。

でも、海に入りたい。

そんなみなさんに最強の味方が!

それは、ウエットスーツです。

今回は、ウエットスーツの生地や種類をご紹介していきます。

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1.ウエットスーツの種類

1-1.ドライスーツ

真冬用に作られています。

12月か3月頃まで。

ドライスーツは、最も保温性が高いです。

気密性に優れており体とのフィット感がいいです。

1-2.セミドライスーツ

11月から4月下旬まで。

ドライスーツより長く使うことができます。

ドライスーツは完全に極寒用となります。

風を通さないラバー生地を上半身に。

耐久性に優れたジャージ生地を下半身に。

保温性と運動性を兼ね備えたウエットスーツです。

1-3.フルスーツ

長袖、足も全てカバーするノーマルタイプのウエットスーツです。

4月から6月、10月から12月。

ジャージフルスーツ。

名称「ジャーフル」とも呼ばれています。

1年で1番長い期間使えるスーツです。

最初に買うのを迷ったら、フルスーツを買いましょう。

種類

1-4.ロングスリーブスプリング

長袖、膝丈までのタイプ。

5月から7月中旬、9月下旬まで。

このウエットスーツは日焼けをしたくない方にオススメです。

特に女性が使うことが多いです。

1-5.シーガル

上半身は半袖、下半身は全体をカバーするタイプ。

5月下旬~7月中旬、9月下旬~10月まで。

外気が比較的に暖かく、水温がま冷たい場合などに着用します。

1-6.スプリング

半袖、膝丈までのタイプ。

6月終わりから、9月中旬ころまで。

水温と外気を温かく感じる夏場に着用します。

ウエットスーツ

2.生地の種類

ウエットスーツに使われている生地は4つあります。

2-1.スキン

クロロプレンの素材が露出したもので、生地の片面か両面に他の素材を混ぜたものです。

クロロプレンゴムペレット、カーボンブラック、内部に気泡を形成させるための発泡剤など。

さまざまなものを混合して、加熱しながらロール間に通しシート状に作られています。

水分をほとんど吸収せず、皮膚への密着度が良いため保湿性に優れています。

2-2.ジャージ

スキン素材にニット地を貼ったもの。

布地が水分を吸収するから、陸上で熱が奪われ保湿性に欠けます。

普通のジャージ生地は濡れると色がくすんでしまいます。

なので、伸縮性のニット生地を貼り付けるのです。

片側のみに、生地を貼る片面スキン(片面ジャージ)も使われています。

2-3.起毛

スキン素材の表面に、厚みのあるニット生地を貼り加工したもの。

気泡や、体温で温かくなった水を保持するため、内面に使うと保湿性に優れたウエットスーツ
ができます。

1990年の終わり頃、スキン素材やジャージ素材の欠点「濡れた状態で非常に着にくい」という
ところを、改善しました。

2-4.ラジアル

布地が貼られた上に、ラジアルコーティングをして強度が増し、気化熱を奪われなくなり汚れ
にくくなります。

  • ドライスーツに使う「ハードラジアル」
  • ウエットスーツに使う「ソフトラジアル」

があります。

3.ウエットスーツの役割

ウエットスーツとはなに?

生地は小さな気泡でできていて、その中に水を入れ体温に近い温度にします。

そうすると、体から熱を逃がさないウエットスーツができます。

海の中に入っていると、少しずつ温かくなってくるのはこういう仕組みで、スーツが作られているからです。

ウエットスーツ

ウエットスーツは必ずオーダーメイド

自分の体に合わせたサイズのものは、非常に保湿性がよくフィットするので動きやすくなりま
す。

ウエットスーツの中に、水がどんどん入ってくるような状況になると意味がありませんから
ね。

また、寒さ対策としてインナーを使うことは非常に大事です。

インナーについては詳しくは下記をご覧ください。

【ウエットスーツのインナー】男性と女性におすすめの下に着るものとは?

4.まとめ

・ウエットスーツには、主に6種類の形がある。
全て保湿性と体のフィット感が大切です。
買うときに迷ったら、フルスーツを買いましょう。

・スーツの生地は4種類。
どの生地も、「体温を奪われないようにする」を重点におき作られています。

・季節関係なく、冬の海を楽しませてくれるウエットスーツは、誰にとっても必須アイテムで
す。

市販でも買えますが、隙間が空いてしまうと水が入ってきて意味がありません。
出来るだけ自分の体にフィットしたものを作る方が良いです。

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