「行かない」選択をしてもイイですか?【幼稚園と保育園】

幼稚園

子供を幼稚園に通わせたいと考えているご家庭ではいろいろな準備をスタートさせている頃かと思います。

10月に入った今頃から入学願書の受付が行われる幼稚園も多くあります。

また、保育園の申し込みは基本的に1年を通して行われています。

共働きの方は仕事復帰時期に合わせて、保育園に通わせる準備を行っていることと思います。

ただ、幼稚園も保育園も義務教育ではありません。

どちらにも「行かない」という選択も可能です。

「行かない」選択をした場合にどのようなメリット・デメリットがあるのか、その後も含めて紹介したいと思います。

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1.幼稚園・保育園

幼稚園と保育園はどういったところでしょうか。

まずは違いの比較をしたいと思います。

1‐1.幼稚園とは?

幼稚園とは、「義務教育及びその後の教育の基礎を培うものとして、幼児を保育し、幼児の健やかな成長のために適当な環境を与えて、その心身の発達を助長することを目的」としています。(参照:学校教育法)

文部科学省管轄の「教育施設」です。

3歳になった春から小学校入学前までの幼児が入園できます。

1‐2.保育園とは?

保育園とは、「保護者が働いていたり、病気の状態にあるなどのため、家庭において十分保育することができない児童を、家庭の保護者にかわって保育することを目的」としています。(参照:児童福祉法)

厚生労働省管轄の「児童福祉施設」です。

0歳から小学校入学前までの乳児や幼児が入園できます。

2.幼稚園や保育園に行かない割合

専業主婦なのか共働きなのか、子供が何歳になったのか、幼稚園や保育園に行く選択をするタイミングはさまざまです。

幼稚園や保育園に行かない選択をした家庭はどのくらいあるのでしょうか。

少し古いですがこのようなデータを見つけました。2003年の讀賣調べとのことですが、いわゆる「在宅児」と言われる子供たちは、3歳児は38万人(32%)、4歳児は6万人(5%)、5歳児は4万人(4%)と推計されます。

小学校入学前に幼稚園にも保育園にも行かない子供は、3%前後いるという計算になるとのことです。

ただし、過疎化が理由で近郊に幼稚園や保育園がなく、「行かせてあげられない」という理由も3%内に多く含まれているようです。

幼稚園や保育園には行かないと選択した方は全校平均から考えるとごくわずかとなりますが、いらっしゃいます。

保育園

3.行かない選択をした主な理由

行く選択をする家庭が多い中で、行かない選択をした家庭はどのような考えからなのでしょうか。

3-1.幼稚園や保育園が全てではない

確かに、親次第で幼稚園や保育園での体験以上のものを経験させられることもあるはずです。

小学校入学前の多感な時期だからこそ、マニュアルに沿った決まったカリキュラムにない経験をさせてあげたい、いろいろやらせてあげたいと思う気持ちもわかります。

3‐2.様々な分野で本物を体験させたい

本物に触れるということは幼稚園や保育園の保育料以上の価値があることかもしれません。

専門家から学べるのは貴重です。

そのような経験や、そのために親と子供が一緒に過ごせるという時間は大変重要です。

3‐3.その他

  • 宗教上
  • 経済的
  • 育児放棄
  • 病気や障害のため自宅近くに受け入れ可能な幼稚園や保育園がない
  • 夜逃げや配偶者からの暴力から逃げている

なども理由としてあげられていますが、どちらかというと、子供を思う前向きな気持ちが多いようです。

外遊び

4.行かない場合のメリットとデメリット

4‐1.メリット

家庭という場所は、子供たちがリラックスして好きなだけ甘えることができます。

自分が一番安心できる温かい場所と言えます。

親は子供にたっぷりと愛情をかけ、親の考える教育をしてあげられます。

病気の面では集団生活をしないので、インフルエンザなどの感染症にかかりにくいとも言えます。

また、他のお友達の影響を受けにくいので、流行や汚い言葉を覚えなくて済みます。

幼稚園や保育園に行かないので保育料などのお金がかかりません。

もちろん役員の負担などもありません。

やはりメリットとしては愛情面と健康面、経済面があるようです。

4‐2.デメリット

幼稚園や保育園は集団生活の場所です。

毎日たくさんの子供たちと遊ぶことで、脳が刺激されどんどん発達します。

集団での生活から、さまざまなルールや友達との付き合い方を学びます。

子供同士の喧嘩からもいろいろなことを学びます。

嫌なことを言われると悲しい、叩かれると痛い、遊べなくなるとつまらない…などの感情を味わいます。

相手の立場になって物事を考えることにつながります。

親とのやりとりだけでは得られない体感です。家庭で集団生活の役割まで担うことは不可能です。

集団生活を経験しないでいきなり小学校に入学する子供の中には、人間関係をうまく築けないことも現実にあります。

馴染めずに学校にも行きたくないと言い出すこともあります。

はりデメリットとしては人間関係やコミュニケーション能力が育ちにくいことがあげられます。

5.行かない場合の替わり

5‐1.習い事

幼稚園や保育園に行かない選択をした場合でも、習い事をさせたりすることによって、他の子供との交流が図れます。

人気な習い事はスイミング・体操・ダンス・英語・ピアノなどががあげられます。

スイミングでは親同伴ですが0歳から通えるコースもあります。身体が丈夫になるとも聞きますよね。

体操やダンスも人気があります。柔軟性やバランス感覚、体力など基本的な運動能力の向上が期待できそうです。

今は小学校から英語の授業がある時代です。

幼児期から英語を始めると、耳の能力が優れているので効果があるそうです。

ピアノも定番です。

指を動かして、音符を読んで暗記をして、脳はフル稼働です。

いろいろな能力向上が期待できます。

習い事

5‐2.通信教育

幼稚園や保育園でもリトミックや勉強があります。

数字やひらがなの書き取りなど学習面での不安は、通信教育を活用し補うこともできます。

親がたっぷり子供に時間をかけて教えてあげられます。

有名なところでは、しまじろうやベネッセ、Z会がよく聞きくところです。

親がみてあげられるので通う手間が省けます。

通信ではありませんが公文や小学館のドラキッズの教室もよく見かけますね。

6.行かなかった子が大人になっての感想

幼稚園や保育園に行かないメリット・デメリットは理解できました。

でも、実際行かないで小学校に上がった大人の感想はどうだったのでしょうか。

  • 集団生活で友達の作り方がわからなかった
  • ちょっとしたことでいじめられたと感じて泣いていた
  • いまだに引きずっていて集団生活が苦手
  • みんなと同じ時間に行動することがストレスだった
  • 普通の大人になったので人格形成に影響はなかったと思う
  • いつもお母さんと一緒で嬉しかった

などの感想があります。

否定的・肯定的どちらの感想もありますね。

7.まとめ

幼稚園も保育園も義務教育ではないので「行かない」選択は親がすることになります。

  • 幼稚園や保育園に行かせて、集団生活で何を学ばせるのか。
  • 幼稚園や保育園に行かないで、親として何を教えてあげるのか。

幼稚園や保育園に通っていても、集団生活に馴染めない子供もいます。

反対に行かなくても、すごい能力の持ち主の子供もいます。

幼稚園や保育園は義務教育ではありません。

「行く」「行かない」どちらを選択しても間違えはありません。

子供の将来を考えて、子供のための選択ができるといいですね。

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