【風邪に栄養ドリンク】子供に飲ませても大丈夫?

栄養ドリンク

風邪を引きやすい時期になりました。

風邪の予防にはうがい手洗いが基本ですが、いくら注意していても、子供は大人より免疫力が弱いので、風邪を引きがちです。

大人も子供も家庭での風邪対策の基本は「安静・睡眠・栄養」です。

しかし安静と睡眠はともかくとして、どんな栄養を取ればいいのでしょうか?

手軽に栄養補給ができるものと言えば、大人で思いつくのは栄養ドリンクですよね。

実は最近では、数社から子供用の栄養ドリンクが発売されています。

そこで今回は、子供でも風邪を引いた時に栄養ドリンクを飲ませても大丈夫か、どんな効果が得られるのかについて見ていきたいと思います。

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1.風邪を引いた時に摂りたい栄養は?

子供が風邪を引いて食欲がない時は、どんな食事内容にしたらいいのか困ってしまいますよね。

まずは、回復にはどんな栄養素を意識した食事を準備すれば良いのか見ていきましょう。

1-1.タンパク質

魚介類や卵、大豆などに多く含まれます。

体力をつけて抵抗力を高めてくれます。

特に卵には良質なタンパク質のほかに、粘膜を保護するβカロテンや鉄、ビタミンB1なども含みます。

風邪で消耗しがちな栄養を補うにはぴったりの食材です。

栄養価の高さで知られる納豆もおすすめです。

こちらもタンパク質のほかに、ビタミン、マグネシウム、鉄、食物繊維なども含みます。

納豆に含まれる納豆菌が腸の乳酸菌を増やす効果があります。

乳酸菌にはNK細胞という免疫細胞を増やす働きがあることが知られています。

納豆はその働きを助けてくれます。

1-2.ビタミンC

果物やイモ類などに多く含まれます。

これらは免疫力を高めてくれます。

特にみかんやきんかん、レモン、グレープフルーツなどの柑橘類はおすすめです。

調理せずにそのまま食べられるのも助かります。

イモ類のじゃがいもは加熱してもビタミンCが減らないのも特徴です。

ウイルスの活動を抑える働きもあります。

1-3.ビタミンA

緑黄色野菜やうなぎなどに多く含まれます。

鼻やのどの粘膜を保護してくれます。

ブロッコリーやにんじん、ほうれん草、カボチャなどの緑黄色野菜には、ビタミンAのもとになるβカロテンが豊富に含まれます。

1-4.亜鉛

カキなどの魚介、牛肉、豚レバー、パルメザンチーズなどに多く含まれます。

新陳代謝を活発にし、免疫機能を高めてくれます。

2.子供用栄養ドリンクってどんなもの?

回復に必要な栄養素はわかりました。

でも、食事を準備しても元気がないと何も食べてくれないこともあります。

ますます風邪の治りが遅くなってしまうのでは、と心配です。

そこで栄養ドリンクを飲ませてみたいと考えているママもいるかと思います。

代表的なものについて成分から見てみましょう。

2-1.成分

  • 牛乳や煮干しに多く含まれている「カルシウム」
  • カキやタコに含まれている「タウリン」
  • レバーやうなぎに多く含まれている「ビタミンB2」
  • まぐろやニンニクに多く含まれている「ビタミンB6」
  • そのほか「ビタミンB1」「ニコチン酸アミド」「カルニチン塩化物」
  • 添加物

2-2.効能・効果

  • 幼小児の発育期・偏食児・病中病後・発熱性消耗性疾患・食欲不振・栄養障害等の場合の 栄養補給
  • 虚弱体質
  • 滋養強壮

2-3.用法・容量

5~14才、1日1本(50ml)を服用してください。5才未満は服用しないでください。

このメーカーのQ&Aにこのようなものがありました。

Q:子供の風邪を早く治してあげたい!

A:まずは安静にすること。次に栄養と睡眠をしっかりとることも大切です。また、熱が  出ているときには湯ざましでこまめに水分補給をすることも心がけてあげましょう。  ドリンクでの栄養補給も効果的です。

風邪を引いてしまった時の栄養補給に、やはり効果がありそうですね。

(2-1.2.3参照:大正製薬リポビタンDキッズ50ml)

3.そもそも栄養ドリンクがなぜ効くの?

大人でも、疲れた時に栄養ドリンクを飲むと、少し疲れが取れて楽になったような気がします。

これは、栄養ドリンクに含まれているビタミンB1が糖質をエネルギーに変えて、そのエネルギーが脳を活性化した効果によるものです。

ビタミンB1によって変えられた糖質のエネルギーは脳の働きを活発にしてくれます。

その結果、疲労感を速く回復させる効果があります。

ビタミンB1は疲れてくると体の中に溜まってくる乳酸(疲労物質とよばれるもの)を減少させる効果もあります。

栄養ドリンク剤には朝鮮人参や甘草などたくさんの種類の生薬が入っているものもあります。

これらの生薬は漢方薬で昔から疲労回復の治療に使われています。

だから体に栄養ドリンクが効くんですね。

4.飲ませる時に気を付けることは?

まず気を付けたいのは病院の処方薬や市販の風邪薬を飲んでいないかどうかです。

もし飲んでいる場合は、薬剤師に飲んでいる薬の種類を提示して、一緒に飲んでも大丈夫か確認すると安心です。

次に気を付けたいのは多用です。

栄養ドリンクの効果は一時的で長くは持続しません。

栄養の各成分は液体に溶けている分、腸からの吸収も早くなり効果も早く出てきます。

ただ、吸収が速くなると尿から排泄されて、体の外に出るのも速くなるのです。

大人用の栄養ドリンクには、大量のカフェインやガラナ、朝鮮人参、タウリンなどの滋養強壮剤が配合されています。

これらの成分が、大人の場合は集中力や精神力を高め、また疲労回復に役に立つとされています。

子供用のものはノンカフェイン・ノンアルコールで作られていますが、多用した場合の悪影響もあげられています。

心拍数の上昇、血圧の上昇、睡眠障害、不安神経症などの兆候が見られることもあるそうです。

また心臓血管系にもダメージをダメージを与える恐れがあるとも言われています。

基本的に、栄養ドリンクは薬ではなく、栄養を補って体調を整えるものです。

1日量を守って飲ませてあげましょう。

5.小さなお子さんの場合は?

どのメーカーも子供用の栄養ドリンクは、5才未満は服用しないでくださいとあります。

小さなお子さんは水分を十分に与えてください。

高熱が続くときには脱水症状を起こすことがあるので、特に注意が必要です。

大人より体の水分割合が高いので、こまめな水分補給が大切です。

冷たい飲み物や牛乳は風邪で弱っている胃腸を刺激して下痢を起こしてしまうことがあります。

なまぬるいと感じる程度の湯ざましや麦茶、子供用イオン飲料、リンゴジュースなどがおすすめです。

6.まとめ

子供が風邪を引いた時の、栄養ドリンクでの栄養補給は効果的なようですね。

子供の様子を見ながら、必要に応じて飲ませてあげましょう。

ですが、栄養ドリンクだけに頼らないことも大切です。

水分補給と、風邪の症状や食欲に合わせて、おいしい食事から体に良いものを吸収させることも心がけてくださいね。

大人も子供も風邪知らずでこれからの時期を乗り切りましょう。

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