2.5次元ミュージカルは乙女ゲーム(恋愛ゲーム)や、イケメン率・男同士の友情を扱う作品が多いため、客層は男性より女性が多い印象です。
今回は2.5次元ミュージカルを観に行く客層について紹介したいと思います。
1.男性の客層について
女性に比べ、男性が2.5次元ミュージカルを観に行くことは多くないようです。
わたしが観に行ったとき、男性は殆どいませんでした。
いても、彼女の付き添いで来ている彼氏くらいなものでしょうか。または、家族連れのお父さん。
女性ファンと男性ファンでは2.5次元ミュージカルの受け入れ方に違いが生じているのも、男性の客層が少ない原因のひとつです。
2018年の紅白に出場した企画コーナーの2作品を思い出してみてください。
女性向けの刀剣乱舞(刀剣男士)は、俳優が演じています。
対して、Aqours(アクア)はアニメと同じ声優が演じています。男性は、アニメやゲームが舞台化されても、声だけは変わって欲しくないと考える人が多いようです。
このキャラを演じられるのは声の主(声優)だけ。
全員が思っている訳ではないですが、そのような傾向が強いのが、イマイチ男性に2.5次元ミュージカルが浸透しない理由ではないでしょうか。
2.若い女性の客層について
2.5次元ミュージカルは原作ありきなので、原作からのファンが殆どかな?と思いますよね。
でも、2.5次元ミュージカルを通じて好きになった俳優目当てで観に行くファンもいるため、必ずしも原作ファンという訳ではないようです。
客層は10~20代がメインではないでしょうか。
チケット代やスケジュールの都合がつきにくい10代よりも、収入があり、スケジュール調整がしやすい20代の方が多い印象です。
ひとつひとつ地方公演も逃さず観に行く人、日帰りで海外公演に行く人、交通費を浮かすため長距離バスで移動する人、全国各地に泊めてもらえる仲間がいる人…そんな強者たちが多いのも20代です。
3.30~40代の客層について
何かを好きになるのに年齢は関係ないので、30~40代でもファンはいます。
若い頃から好きで、ずっと追いかけている人。
子供の影響、もしくは母の影響を受けた子供と一緒に観に行く人、突然ハマり密かな楽しみにしている人…様々です。
ただ、若い頃のように体力や気力に自信が持てなくなるので、無理をしないのが特徴のひとつ。
あまり観に行けないぶん布教活動と称して、グッズを多く購入するのもこの年代が多いと言われています。
4.まとめ
2.5次元ミュージカルは女性の客層が殆どで、男性はかなり少ない割合です。
理由はキャラクター=声優のイメージが強いから。
10~20代の女性が多く、次に多いのが30~40代で、家族でハマって観に行くことも。
まだまだ2.5次元ミュージカルは女性客がメインになりそうです。