2歳の子供でウソ泣きをするようになったと感じている人もいるでしょう。
2歳児はなぜウソ泣きをするのでしょうか。
実はこれにも理由があったんです。
私自身、2歳の娘を育てていますが、涙が出ていないのにウソ泣きをすることが多くなってきました。
今回は2歳児がウソ泣きをする心理やその原因と対策についてお話していきたいと思います。
1.2歳児がウソ泣きをする心理(原因)
そもそもウソ泣きというのは何なのでしょう。
ウソ泣きとは調べると、「泣くふりをすること。なきまね。そらなき。」とあります。
涙が出ていなかったり、悲しい以外の理由で声をあげて泣いているかのように見えるときにはウソ泣きをしている可能性が高いです。
ところで一般的にウソをつくようになるのはだいたい3歳くらいだと言われています。
2歳児の場合、個人差はあるもののそこまで頭の回転が早い子供は少ないのではないでしょうか。
この時期のウソ泣きの原因についてまとめてみました。
- ママやパパにかまってほしい。
- 自分の要求が通るかどうかを確認している。
主な原因としてはこの2つがあげられます。
まずは、かまってほしいからという内容です。
特に下に弟や妹ができたときに見られますが、ママやパパが下の子ばかりをかわいがっていたり、気を向けたりしていると寂しい気持ちになってしまうんですね。
急に寂しくなってかまってほしい、甘えたい、私にも目を向けてほしい!という気持ちからウソ泣きをする場合が多いんです。
次に自分の要求が通るかどうかを確認している場合。
子供って大人の行動を意外とじーっと細かく見ているものです。
子供はウソ泣きをすることで、大人がどう対応するのか観察しています。
泣くまねをしたら、自分の要求が通ると思っている子は、しょっちゅうウソ泣きをするでしょう。
ウソ泣きの原因としては以上のような内容が考えられます。
2.2歳児のウソ泣きの対策
では、2歳児のウソ泣きの対策はどのようにしていけばよいのでしょうか。
方法についてまとめてみました。
- 上の子を優先した子育てをする。
- たくさん抱きしめて愛情を伝える。
- ウソ泣きをしたときの対応を夫婦や家族間で統一する。
かまってほしいから泣く場合は、子育ての仕方を振り返ってみましょう。
私自身も経験がありますが、下の子が生まれるとつい、手がかかるので上の子にかまってあげられなくなることがあるんですね。
できるだけ、遊びもお世話も上の子を優先するように、やり方を工夫してみてください。
そうすると、上の子は自分はかまってもらえているという意識になるためウソ泣きが減っていきます。
そしてたくさんぎゅーっと抱きしめたり、大好きだよ~とたくさん伝えてみてください。
上の子は心が安定するので、泣くことも少なくなっていくでしょう。
実際に私自身も子育てのやり方を見直し上の子中心にしていったところ、ウソ泣きが減り、前よりも手がかからなくなりました。
次に、泣いたときの夫婦や家族間の対応を統一しておくこと。これがとても大切です。
子供は大人を試しています。
泣いたときに自分の要求が通るということを覚えてしまうと、ウソ泣きがエスカレートする場合があるんですね。
夫婦間もしくはおじいちゃん、おばあちゃんともウソ泣きのときの対応をよく話し合っておくようにしましょう。
ちなみに我が家では、お菓子をねだられたときには最初に本人としっかり約束し、その後ウソ泣きをしてもあげないようにしています。
そこで約束をきちっと守ることが大切。
もちろん泣きますが違うことで気をそらせるようにしてくださいね。
そうするとウソ泣きがエスカレートすることは娘の場合ありませんでした。
3.まとめ
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2歳児がウソ泣きをするときには、だいたいかまってほしいときか自分の要求を通したいと思っているときです。
ウソ泣きの原因が分かればそれに応じて対処できますよね。
今回紹介した内容をぜひ参考にしてみてください。