2歳になったとたんに「イヤイヤ期」に入りますよね!
「どんな風に叱ればいいのかわからない……」
「もうクタクタ……」
そんなあなたへ。
2歳の「イヤイヤ期」のしつけ方と叱り方をについてご紹介してさせていただきます!
これで少しは、楽になるかもしれませんよ♪
目次
1.「イヤイヤ期」とは?
「イヤイヤ期」とは、「第一反抗期」とも呼ばれているんです!
ママの意見と子供の意見がぶつかり合う時期です。
ママから見たら「反抗」かもしれませんが、子供からしたら「自己主張」なのです!
1~3歳の子供の発達課題は「自律性、恥、疑惑」なんだそうです。
この課題をこなすための成長過程で、イヤイヤ期が現れます。
こちらを、説明していきますね♪
1-1.自律性
自分の行動を自分で決めて実行することです。
自分の行動をコントロールする時期ということですね!
このコントロールが上手くいかず、子どもはイライラしてしまいます。
1-2.恥、疑惑
失敗に対して抱く否定的なイメージだそうです。
子供は初めて失敗という経験をするので、失敗してしまったらすごく恥ずかしい思いをするのです。
そして、自分の能力を疑い始めます。
2.しつけで叩くのはNG !
2歳の子供は、まだ言葉を理解していません。
だから、叱っても分からない子供に対して「叩く」という行為をしてしまうのではないでしょうか?
その理由を3つご紹介していきます。
2-1.何がダメなのか伝わらない!
親が叩いてしまうと、子供に恐怖を植え付けてしまい考える力を奪ってしまいます。
そうすると「叩かれるからやらない」という考え方になってしまうのです。
2-2.叩いてもいいと思い込む!
子供が他の子を叩いてしまった時に、痛みを分からせるために同じように叩くと良いって思ってる人も多いのではないでしょうか。
でもそれは、逆効果なのですよ!
「悪いことしたら相手を叩いてもいい」という考え方にさせてしまうのです。
なので、心の痛みを教える努力をした方が子供のためにも母親のためにも良いのです。
2-3.親がエスカレート
叩くというしつけをしてしまうと、ずっと叩かなければいけなくなりますよね。
子供が痛みに慣れてきたら、もっと強く叩かないと分からないと親も思い込んでしまうのです。
そして、エスカレートしていくのですね。
このようなNG な理由から、子供を叩くと言うことは意味のないことだとお分かりになりましたでしょうか。
3.正しい叱り方ポイント5!
子供を正しく叱ってあげれば、子供も母親も少しは楽になるかもしれません。
そこで、正しい叱り方のポイントを5つご紹介していきます!
3-1.まずは理由から!
一番注意が必要なのは、理由が分からないまま叱ってしまうことです。
子供にもちゃんとした理由があります。
なので、叱る前にちゃんと聞くことが大切なのです!
3-2.叱っている理由を説明する!
子供を叱るときは必ず、理由を説明してあげましょう。
2歳の子供は、怒られているのがぼんやりとしか分かりません。
なので、子供が理解できるようにやさしく理由を教えてあげてください!
3-3.感情的にならない!
子供を叱るときに感情的になってはダメなのです!
「怖い」としか受け止めてくれません。
そんな気持ちにさせたくて叱っている訳ではありませんよね?
なので、やさしく悪い行いを理解させて改善してもらい、正しい行いをしてもらいましょう♪
3-4.男の子と女の子では叱り方が違う!
男の子は、他の人の前で大きな声で叱る。
他の人に見られているということで、差をつけられたと無意識のうちに思っているのです。
それを取り返そうと、頑張るのですよ♪
女の子は、誰もいないところで静かに問いただしてください。
人前で叱られると、自分は浮いた人間なんだと思い込んでしまいます。
叱られている姿を隠すことで、女の子がもともと持っている良さを引き出すことができるのです♪
3-5.最後に笑顔!
最後は、やさしく笑顔を見せてあげましょう!
頭をやさしく撫でてあげたり、ぎゅっと抱き締めてあげたりして、愛情を伝えてあげてください♪
4.まとめ
イヤイヤ期
- イヤイヤ期→ママの意見と子供の意見がぶつかり合う時期です。2歳の発達課題から、イヤイヤ期に入ります。
- 発達課題①→「自律性」:自分の行動をコントロールする時期です。
- 発達課題②・③「恥、疑惑」→恥ずかしい思いをして、自分の能力を疑う時期です。
しつけで叩くのはNG
- 何がダメなのか伝わらない。親が叩くと恐怖心が植え付けられ、考える力を奪われてしまう。
- 叩いてもいいと思い込む。「悪いことしたら相手を叩いてもいい」という考え方にさせてしまう!。
- 叩くというしつけをしてしまうと、ずっと叩かなければいけなくなる!
正しい叱り方のポイント
- まずは理由→一番注意が必要なのは、理由が分からないまま叱ってしまうこと!
- 叱っている理由を説明する→子供を叱るときは必ず、理由を説明してあげましょう。
- 感情的にならない!→子供を叱るときに感情的になってはダメなのです!
- 男の子と女の子では叱り方が違う!→男の子は、他の人の前で大きな声で叱る。女の子は、誰もいないところで静かに問いただしてください。
- 最後に笑顔!→最後は、やさしく笑顔を見せてあげましょう!