遠足と聞いてまっさきに何を思い出しますか?
ワクワクする気持ちやお弁当、そしてなんといってもおやつを思い出す方が多いのではないでしょうか。
300円を握りしめ、一生懸命計算しながらおやつを選ぶのがまた楽しいんですよね。
しかし、3~5歳の幼稚園児の場合はちょっと違います。
年少さんだと自分でおやつを選べなかったり、おやつの量も金額ではなく「食べられる量」などあいまいだったりするんです。
そこで、幼稚園の遠足をしっかり楽しむために適切なおやつの量を調べてみました。
1.遠足でのおやつの目的
まず、幼稚園の遠足におけるおやつの目的について考えてみました。
子供が小さいうちは「補食」という考えでおやつをあげることが多いですよね。
これは、胃が小さいために3度のごはんでとりきれないカロリーや栄養素をおやつで補うという考え方です。
そのため、幼稚園児のおやつはおにぎりやパンなどが多い傾向にあります。
しかし、遠足のおやつの一番の目的はやはり「楽しむ」ことでしょう。
そのため、お子さんが楽しめるおやつかどうか考えながらおやつを用意してくださいね。
また、年長さんくらいになると2通りの楽しみ方がでてくるようです。
ひとつはもちろん「食べる」楽しみです。
友達と一緒に大好きなおやつを食べられるというだけで楽しいこと間違いなしですよね。
そしてもうひとつの楽しみは「交換する」楽しみです。
一緒に座ったお友達とおやつを交換する楽しさは遠足ならでは!
お友達と交換できるかどうかもおやつ選びの大きなポイントになりそうですね。
2.遠足でのおやつの適切な量とは
幼稚園の遠足、どのくらいおやつを持たせればいいのか迷いますよね。
幼稚園によっては値段や個数などの決まりがある場合もあるようです。
今回は保護者に量の判断がまかされた場合について考えてみました。
結論からいいますと、おやつの適切な量は「ふだんよりちょっと多めのおやつプラス交換できるおやつ」です。
ちょっと多めにすることで遠足の特別感を演出しましょう。
また、先ほども書いたように、おやつの交換も遠足の楽しみのひとつです。
そのため、交換しやすいおやつも用意しておきましょう。
ラムネやグミなどのおやつはわけやすく人気があるようです。
また、個包装のお菓子も交換しやすいです。
ただし、親子遠足ではなくお子さんだけが参加する遠足の場合には袋を開けられるかどうかを確認してからにしましょう。
個包装をあけてジッパーバッグに移していくのもおすすめですよ。
スナック菓子の小袋などを開けてみんなで少しずつ食べるのも楽しそうですね。
3.まとめ
幼稚園の遠足のおやつについてまとめてみました。
- 遠足のおやつは「食べること」「交換すること」を楽しむためにある
- 適切な量は「普段よりちょっと多めプラス交換する用おやつ」
- 交換のしやすさも考える
今も昔も遠足のおやつはとっても楽しみなもの。
子供だった頃を思い出しながらお子さんが楽しめるおやつを用意してあげましょう。