みなさんはご存じでしょうか?
電子レンジで加熱ができるペットボトルがあることを。
ペットボトルを加熱したら、ダイオキシンが発生するのではなかったのでしょうか?
実は伊藤園が2016年に「電子レンジで再加熱できるペットボトルの容器」を一部の飲料に採用しました。
なので、加熱時に今までみたいにわざわざコップに移さなくても良くなったということです。
蓋を開けていれば、電子レンジで温め可能なんてとても便利ですよね。
今回は、ペットボトルを電子レンジで加熱しても大丈夫なのかについて調べてみました。
1.ペットボトルを電子レンジで再加熱
伊藤園の飲料であるホット専用500mlペットボトル「お~いお茶 緑茶」、「お~いお茶 ほうじ茶」、「お~いお茶 日本の健康玄米茶」には電子レンジ使用可能なペットボトルが使われています。
ペットボトルの裏には、残っている量で加熱をする目安表が記載されています。
残りが200mlの場合「600wで30秒」300mlの場合「600wで40秒」400mlの場合「600wで50秒」と表示されています。
500wの場合「200mlで40秒」「300mlで50秒」「400mlで60秒」となっています。
600wで40秒電子レンジで加熱してみると、プラスチックの臭いなどがなくお茶の香りが漂っていました。
ペットボトルを加熱したらプラスチックが溶けたような匂いがあるのだと思っていましたが、そのような匂いはなく温度だけが上がっていました。
通常サイズのホットのお茶は電子レンジ対応しておりません。
安全のためにも、電子レンジを利用する前にペットボトルが電子レンジ対応しているかどうかをきちんと確認することが大切です。
2.再加熱は1回まで
ペットボトルの裏にはこんな記述があります。
「電子レンジでの加温は1回限りとしてください。変形する恐れがあります。」
でもぬるかったので少し時間を置いて、もう一度加熱すると熱さは調度良く容器も変形しませんでした。
もちろん臭いもありません。
ただ、少ない量での加熱は控えた方が良いと思います。
それと、真似はしないようにお願いします。
3.注意点と手順
注意点と手順を守らないと、大変な事故になるかもしれませんので必ず守ってください。
- キャップを必ず外して加熱する。
- 再加熱は1回だけ。
- 残りの量が200ml以下の場合は、再加熱しないでください。
- 加熱時間や量に目安はしっかり守りましょう。
この4つをしっかり守るようにしましょう。
4.加熱しすぎるとどうなるのか?
加熱しすぎると容器が変形したり、沸騰が続いてペットボトルが破裂するといことにもつながる可能性があるそうです。
必ず電子レンジの出力数と温める飲料の内容量を把握して、適切に加熱しましょう。
電子レンジの「おまかせ(オート)機能」の使用は禁止されています。
5.まとめ
正しく加熱すれば美味しく飲むことができ、手間もかからないので非常に便利な機能です。
この機能をもったペットボトル飲料が増えてくれるとうれしいですよね。