普段よく飲むものの一つに缶コーヒーをあげられる方は多い方と思います。
ところで、その缶コーヒーですが、開封後の賞味期限はどれくらいかご存知でしょうか?
最近は大きめのボトル缶コーヒーなどの種類も増え、飲みきれずに残してしまうなんてこともあるかと思います。
そこで今回は開封前・開封後の缶コーヒーの賞味期限について調べてまとめてみました。
目次
1.缶コーヒーの賞味期限とは
缶コーヒーに記載されている賞味期限とは、開封していない缶コーヒーを美味しく飲むことができる期限のことを指します。
賞味期限の言葉の定義は2.で詳しくご紹介します。
2.賞味期限と消費期限
賞味期限は缶飲料、ペットボトル、缶詰、スナック菓子、インスタントラーメンなどの5日を超えて保存可能な食品に表示されます。
消費期限は安全に食べられる期限を指します。
消費期限内に消費しないといけません。
生もの、弁当、ケーキ消費期限はおよそ5日以内に品質の低下が著しくなる食品に表示されます。
このことから缶コーヒーに記載されるのは賞味期限になります。
食品に記載されている賞味期限・消費期限ともに袋・容器を開封していない状態での期限となっています。
開封後のものには適用されません。
賞味期限・・・おいしく食べられる期間・いたみにくい食品に表示
消費期限・・・安全に食べられる期間・いたみやすい食品に表示
(参考:農林水産省ホームページ)
3.開封前缶コーヒーの賞味期限
まず開封前の缶コーヒーの賞味期限ですが、こちらは缶コーヒーの裏側や、ボトルの場合、飲み口の下部付近に表示してあります。
↓通常の缶タイプ画像
↓ボトル缶画像
コカ・コーラさんに確認しましたところ、製造からの賞味期間の設定は製品の特性、容器の材質やサイズにより設定しており、同じジョージア製品でもフレーバーや容器サイズによって異なるとのことでした。
4.開封前缶コーヒーの消費期限
開封前の消費期限はメーカー様側では設定されていないようです。
この期限もコカ・コーラさんに確認しました。
賞味期限内に飲んでもらうということを前提に作られているため、賞味期限を過ぎたものは極力飲まないでほしいとのことでした。
ちなみにネット上では20数年経過したものを飲んだという書き込みがあったりします。
5.開封後の缶コーヒーの賞味期限・消費期限
ボトルの注意書きに、「開栓後はその日のうちにお飲み下さい」と記載してあります。
開封後はどれくらいまでなら問題ないのか気になったので、こちらもコカ・コーラさんに確認してみました。
開封後は賞味期限・消費期限という分け方はせず、状況に応じた飲み切る期間の目安を設定されておりました。
開封後は缶に口をつけたり、冷蔵庫に保管しない場合はその日の内に飲み切ってくださいとのことでした。
缶に直接口をつけず、冷蔵庫などに保管する場合は2~3日以内に飲み切ってくださいとのことです。
6.缶コーヒーの種類による賞味期限の違いはどれくらいか?
こちらもコカ・コーラさんに確認しましたところ、下記に様にご回答頂きました。
【ジョージア ヨーロピアン香るブラック(砂糖・ミルクなし)】
290mlボトル缶、400mlボトル缶:12ヶ月間
【ジョージア エメラルドマウンテンブレンド(砂糖・ミルクあり)】
185g缶:12ヶ月間
このことから缶コーヒーの種類にもよりますが、一般的に缶コーヒーの賞味期限は12カ月程度と判断できそうです。
7.まとめ
缶コーヒーの賞味期限・消費期限にまとめてみましたが、いかがでしたでしょうか?
普通に飲んでしまった開封後の場合は、その日の内に飲まないといけないということでした。
開封前は賞味期限という形で表示されており、消費期限ではありませんが、メーカーさんからすれば賞味期限内に飲むということを勧められております。
何かあってもいけないので、基本的には缶に記載されている賞味期限を守るということが大切だと思います。
ちなみに喫茶店のコーヒーについても豆知識をご紹介しております。
よろしければ下記もご参考ください。