大切なやるべきことや、上司から言われたことをついうっかり忘れるという経験を仕事中にされた方は多いのではないのでしょうか?
始めたばかりの仕事で慣れていなかったり、立て続けに様々な仕事の指示をされると、言われたことを忘れるということも起きやすくなります。
忘れぐせのある方は、「仕方がない」と諦めている方もいらっしゃるかもしれません。
仕事でのやるべきこと、言われたことを忘れるということに記憶力は関係ありません。
仕事の進め方の習慣を変えるだけで劇的に改善します。
忘れるということが無くなるだけで、仕事場での評価もかなり上がります。
今回は、仕事において忘れるということがゼロになる方法についてお伝えいたします。
1.忘れる原因
言われたことややるべきことを忘れる一番の原因は、「後から確認する」を行っていないからです。
上司に何かを指示されたときや頭にやるべきことが浮かんだときに「後でやろう」と心の中で思うだけになっていないでしょうか?
これだと絶対に忘れます。
言われたことがあったり、やるべきことが頭に浮かんだときは、その瞬間に「後から振り返りが出来る」ようにしましょう。
これは必須です。
人間は絶対に忘れます。
自分だけは特別だから忘れないなんてことはありえません。
人間は必ず忘れるという前提で、忘れることに対して対策をし、やるべきこと・言われたことを必要なときに思い出せるようにすれば仕事で忘れるということはなくなります。
次からは忘れないための具体的な方法についてご紹介いたします。
2.その場でメモに書く
仕事では、常にペンとメモを携帯しておきましょう。
指示を言われたり、やるべきことが浮かんだ瞬間にメモをとります。
その際には、下記を最低限書き留めましょう。
- メモを書いた日付
- 誰が何をするのか
メモが簡素過ぎると後から見たときに何を書いているのかわからなくなりますし、長すぎるとメモがその場で書ききれません。
上記2点をはっきりさせていれば、後で確認をしたときに理解がしやすくなります。
3.その場でスマホに記録する
スマホのメールアプリなどにメモし、自分の会社メールアドレス宛にメールを送ります。
そうすることで後で見返すことを忘れる確率も減ります。
また、物を見ながら指示をされるときなどはスマホのカメラも使いながらメモを取りましょう。
スマホのカメラはホワイトボードの記録などにも使えます。
上司などが古いタイプで、スマホを用いて記録が取りにくい場合は、上司の目の前で「メモをとります」と言ってからスマホを使うようにするとすんなり受け入れてくれると思います。
私はそのようにし、スマホの使用を注意されるなどといった馬鹿らしいことは起きておりません。
4.仕事の開始と終了時にメモを見返す時間をスケジュールに入れる
意外と多いのが、メモを取るけど後で見返さないために、メモの内容を忘れるというパターンです。
仕事の開始と終了時にはメモを見る(メモ帳・スマホ)という内容をスケジュールに入れましょう。
こうすることでメモの内容を忘れるということはありません。
忘れないコツは行動を具体化し、それをいつに行うのかを明確にすることです。
どこかを曖昧にしてしまうとそこからボロが出て忘れてしまいます。
面倒に思うかもしれませんが、時間にすると5分もかかりません。
必ず行いましょう。
5.まとめ
みんなが面倒に思って続けない作業を続ける人が、やるべきこと・言われたことを忘れずにこなしており、仕事ができる人と評価されています。
この人たちも決して特別な能力が備わっているわけではありません。
今回ご紹介した対策方法をコツコツ継続することで仕事でやるべきこと・言われたことを忘れるということはなくなります。
忘れることがなくなると下記でご紹介したような方法を取り入れて頂くとさらに仕事ははかどる様になります。
これらの記事が皆様の仕事の一助となれば幸いです。