赤ちゃんがおられる家庭では、「おしめ」や「おむつ」という言葉を使われることが多いのではないでしょうか。
ところで、この「おしめ」と「おむつ」は同じ意味なのでしょうか?
何となく同じ意味として使っている方が多いと思いますが、字に違いがあるので全く同じとも思えません。
なにか違いがあるのでしょうか?
英語ではどういう表記になるのかも気になります。
またおむつには、「布おむつ」と「紙おむつ」の2種類がありますよね。
それぞれどんなメリット・デメリットがあるのでしょうか?
今回は、おむつとおしめ・紙おむつと布おむつの違い・おむつやおしめの英語表記はどうなるのかについてまとめてみました。
目次
1.おむつとおしめの違いは?
結論から申しますと、おしめとおむつの違いはありません。
ただ、同じものでも対象者により言葉を使い分けなければなりません。
おしめは「赤ちゃんのみ」にだけ使います。
おむつは、「赤ちゃん、医療用、介護用」とおむつ全部のことを表します。
なので、お年寄りの方に「おしめ」と言ってしまうと失礼に当たりますので注意が必要です。
「おむつ」という言葉を使った方が間違いないと思いますよ。
ただ、地域で使い方が違ってくる場合もあるので一概には言えません。
2.おしめやおむつを英語でなんと言う?
おしめやおむつは、英語で「Diaper(デイパー)」と言います。
日本では、おしめとおむつで言い方が違いますが、外国では「Diaper(デイパー)」とひとつの言葉で表しているようです。
3.布おむつと紙おむつのメリット・デメリット
ここからは布おむつと紙おむつのメリットとデメリットについてご紹介いたします。
3-1.布おむつのメリット
- こまめにおむつを替えないといけないので、相手とのコミュニケーションをとる機会が増えます。
- 相手の状態を細かく観察できるので、体調管理ができます。
- デリケートなお肌にも優しいので安心です。
- おむつが取れるまでの費用が安くすみます。
- 買う量が少なく、買い置きしなくても良いので経済的に助かります。
- 洗濯をして何回でも使えます。
3-2.布おむつのデメリット
- 外出時に荷物がかさばって大変です。
- おむつを替える回数が増えるので大変です。
- 洗濯回数が多くなります。
3-3.紙おむつのメリット
- 片付けが簡単です。
- 使い捨てなので洗濯をしなくても良いのが嬉しいです。
- コンパクトに持ち運べるので外出時が楽です。
- 吸水性と保水性が高いので安心です。
3-4.紙おむつのデメリット
- 買い置きをしないといけないので費用がかかります。
- 不快刺激が少ないため、気づかないことが多く知らされる回数が少ないのです。
- 使い捨てタイプなので、ごみの量が多いです。
4.まとめ
使う機会がなくともCMなどで目にすることが多い「おむつ」や「おしめ」ですが、意味は同じでも使い分ける言葉であるということは意外でした。
布おむつと紙おむつに関しては、何を優先させるかでどちらを使うかを決めるのが良いかなと思います。