社会人になると、朝と昼の食事の時間をゆっくり取れない事も多いですよね。
空腹状態で仕事していると集中力は途切れて、お腹も鳴るしイライラしますし、会社で間食している人も多いと思います。
ただ、何でも好きなものを頻繁に間食していては健康にも悪そうですし、太りそうですよね。そもそもですが、朝食からランチまで、ランチから帰宅するまでお腹が空かなければ間食しなくていいわけです。
そこでこの記事ではお腹が空く原因と会社で手軽に食べられるおすすめの間食食品をご紹介します。
目次
1.何度も空腹感を感じる原因
1-1.水分不足
栄養不足で空腹感を感じるのと同じように、水分が不足している状態でも脳が空腹だと信号を出すようです。
空腹感を防ぐためには水分不足にならないようにすることも重要です。
1-2.睡眠不足
満腹感の情報伝達物質である「レプチン」は睡眠不足によって減少します。
レプチンの減少によって普段よりたくさん食べても満腹に感じなくなり、お腹が空く回数が増えます。
1-3.糖分を摂取しすぎ
糖の摂取過多によりホルモンバランスが崩れ、「レプチン」の分泌が乱れます。
そして空腹感の情報伝達物質である「グレリン」が活発になりお腹が空きます。
それに加えて空腹時に糖分を大量に取ると血糖値が急上昇し健康にとても悪いです。
1-4.たんぱく質不足
たんぱく質は体の中で分解・排泄・補充を繰り返しているため常に適量を補充しないとレプチンがうまく分泌されず、グレリンの分泌量が勝り空腹感が続きます。
空腹感の大抵の原因がたんぱく質の不足によるものだそうです。
1-5.体質が原因の空腹感
人間のタイプは大きく分けて痩せ型と太れる型この2つ。
痩せ型の場合、一度の食事から得るエネルギーを多く貯めることができないので、何度もお腹が空きます。
太れる方の場合、一度の食事でエネルギーを多く蓄えることが出来ます。
エネルギーを蓄えているのに空腹感を感じるのは、胃が大きくなっているか上記であげた項目が原因の可能性もあります。
2.間食の仕方
上記で述べたことから
- 水分をこまめにとる
- たんぱくを含んだものと糖質が低いもの
が間食に適していることになります。
日本人の一日の必要摂取量を調べると、たんぱく質-成人男性/65g~70g女性55g(参考:第6次改定日本人の栄養所要量(食事摂取基準))糖-砂糖で25g(参考:世界保健機関(WHO)ガイドライン)でした。
たんぱく質と砂糖の摂取量を考えて間食したいところですね。
(個人の一日の活動量によって基準値は多少変動します)
3.会社で食べられるおすすめの食品
次からはおすすめの間食用の食品をご紹介いたします。
3-3.の食品に関しては、様々なメーカーから発売されているので、メーカー名は載せておりません。
3-1.お菓子
- (アマノフーズ)そのまま果実いちご・・・砂糖不使用
- (合食)フルーティアスイチジク・・・イチジクにはたんぱく質分解酵素が含まれています
- (日本緑茶センター)センシブルチェリーベリー・・・砂糖・添加物不使用
- (菊池食品工業)ホクホク黒豆・・・黒糖で甘さ控えめ、たんぱく質も含まれています
- (ウィダー)プロテインバー・・・たんぱく質10g
- (オイコス)小腹を黙らせるヨーグルト・・・たんぱく質9.7g脂質0でダイエット中にもおすすめです
3-2.ドリンク
- (紀文)豆乳シリーズ・・・日本人好みの大豆が使われていて飲みやすい、種類が多くて飽きない
- (明治)ブルガリアのむヨーグルト・・・たんぱく質3.1g
3-3.腹持ちの良い食品
- 焼きちくわ・・・たんぱく質6.6g
- 魚肉ソーセージ・・・1本125gの場合たんぱく質14.9gと高たんぱく(糖も若干多め)
- ビーフジャーキー・・・一袋のたんぱく質量10g~30g以下。噛むので満足感がある。
- 半熟煮卵・・・たんぱく質7.5g。頻繁に食べているとコレステロール値が上がるので注意。
4.まとめ
空腹を感じる原因と会社でおすすめの間食食品についてご紹介しました。
普段から基本の食事でも間食でも糖質を抑え、たんぱく質と水分をこまめにとるとお腹が空く回数も減り間食も減らせるかと思います。