本屋の立ち読みはルール違反?どこまで許可されているのか?

フラリと立ち寄った本屋さんで、マンガや雑誌を立ち読みする。

ほとんどの方がそういった経験があると思います。

本屋はそもそも行かないという方でも、コンビニでは立ち読みをしたことがあるのではないでしょうか。

今回はそのくらい身近にある立ち読みについて考えてみました。

1.本屋は立ち読みを認めているのか?

時間がある時や人を待っている時などについしてしまう立ち読みですが、本屋さんは立ち読みを認めているのかが気になりますよね。

実は立ち読みを禁止する法律はありません。

ですから、立ち読みを許容するか禁止するかは店舗の判断にゆだねられているんです。

そのため本屋さんやコンビニに「立ち読み禁止」「立ち読みご遠慮ください」などの掲示がない場合には立ち読みをしても大丈夫ということになります。

ただし、店内に掲示がない場合でも、本が開かないように止めてあるヒモやテープをとってまで本を読むのは器物損壊罪という罪になるのでご注意ください。

2.どれくらいまでなら立ち読みをしても良いのか?

店舗での立ち読みが許容されている場合、どのくらいまでなら立ち読みOKなのかが気になりますよね。

まず、絶対にNGなのは一冊全部立ち読みをすることです。

全部読みたい場合には、きちんと購入してからにしたいですね。

一般的に立ち読みで許される範囲は、時間にすると5~10分程度、本の中身がどのようなものか確認するくらいの時間ではないでしょうか。

それ以上の立ち読みは通路の邪魔になったり本を傷めたりと、他のお客様や従業員さんの迷惑になってしまう場合があるからです。

本や雑誌を買う前に、中身を確認したい時は誰にでもあります。

ちょっと読んでみたらおもしろそうだから買う、このマンガのこの巻買ったっけ、そういった理由で立ち読みをする程度であれば、お店側も許容してくれると思っていいでしょう。

また、立ち読みをする際は積んである一番上の一冊を手に取るようにしましょう。

そうすることによって一番上の一冊だけが傷むようになり、キレイなものを購入したい人は下から取っていけるようになるからです。

3.まとめ

本屋での立ち読みについて考えてきました。

  • 立ち読みを禁止する旨の掲示がない場合は立ち読みしてもいい
  • ヒモやテープで止まっている場合、とってまで読むのは犯罪
  • 本の中身を確認する程度、5~10分程度が立ち読みの目安
  • 手に取るのは一番上の一冊にする                                       

本屋さんやコンビニに置いてある本は、商品です。

購入してもらうために並んでいます。

立ち読みという行為は、購入前の確認作業であることを忘れないようにしましょう。

あまり立ち読みばかりしていると、お店自体がなくなってしまう場合もあります。

その立ち読みが迷惑になっていないか考えながら立ち読みするようにしましょう。

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