ベースを始めたばかりの初心者の方はどんな曲を練習したら良いか悩みますよね。
そこで、今回はそんなベース初心者におすすめの曲を紹介したいと思います。
目次
1.ベース初心者におすすめの曲【洋楽編】
NIRVANA-Smells Like Teen Spirit
ベース初心者におすすめしたい曲として、まず最初に「NIRVANA」の「Smells Like Teen Spirit」を紹介します。
この曲は1991年にリリースされた歴史的名盤「NEVERMIND」の1曲目に収録された曲でした。
イントロの退廃的なギターから一転して激しいグランジサウンドになり、また退廃的な雰囲気を出しています。
この曲をおすすめする理由は、曲の展開が単純なので覚えることが少ないからです。
AメロやBメロ、サビとリズムやコード進行が変わる曲はそれだけ覚えるのに時間がかかります。
リズムがシンプルな8ビートを主軸にしていてテンポも速くないので、ベース初心者でも無理なくリズムを取りながらピッキングができます。
また、おかずが無く、ルート音(そのコードの主音)を淡々と演奏していくので、ベースのこの弦のこのフレットの音が○コードという風に分かりやすいので、勉強にも良いですね。
アレンジしたりオリジナル曲を作っていきたいのなら、ポジション毎の音を把握しておくことが後々重要になってきます。
OASIS-Whatever
次におすすめするのが、「OASIS」の「Whatever」です。
日本のCMやテレビでも使われているので、まだロックに詳しくないベース初心者の方でも、曲を聴くと知っている方が多いのではないでしょうか?
何となくでも曲を知っているのと全く知らないのでは、覚えるスピードが変わってきます。
この曲も基本的に8ビートでルート音を刻むのですが、時折フレーズやリズムに変化があるので良い練習になります。
ギターが前面に出ている曲ではないので、ベースの音が聴き取りやすくなっているのもベース初心者におすすめのポイントになっています。
Avril Lavigne – The Best Damn Thing
最後に紹介するのは「Avril Lavigne」の「The Best Damn Thing」です。
ベースが聴きやすくなっているので、フレーズやリズムが確認しやすいのが特徴です。
この曲では数箇所だけ休符と言ってピッキングを止める箇所が出てきます。
休符はただ弾かないだけではなく、止めるタイミングや長さで曲のノリが変わる大事なポイントになるので、ベース初心者の練習におすすめです。
2.ベース初心者におすすめの曲【邦楽編】
MAN WITH A MISSION-Far
邦楽からのベース初心者におすすめの曲として、まず、若者の間で人気沸騰中の「MAN WITH A MISSION」の「Far」を紹介します。
打ち込みと生音が同化していてカッコ良いこの曲は、テンポがスローなのでベース初心者におすすめです。
この曲もルート音を刻んでいく曲ですが、休符も出てくるのでしっかり休符を切って、この曲のカッコ良さを再現してみて下さい。
GLAY-BELOVED
次におすすめするのが、「GLAY」の「BELOVED」です。
今や往年の名曲とも呼べる存在になっている曲ですね。
この曲はバラードなのでテンポはスローですが、ベースのフレーズは結構動いています。
それでもテンポと指の動かし方的にそこまで難しくないので、あえてベース初心者におすすめします。
楽譜で動いているフレーズの動きだけでなく、今どんなコードでどんな演奏をしているのか確認しながら覚えていくと、自分のフレーズを作っていくヒントにもなってきます。
ONE OK ROCK-We are
最後におすすめするのは「ONE OK ROCK」の「We are」です。
今や世界を舞台に活動する人気ロックバンドになったONE OK ROCKですが、彼等の楽曲はテンポが速かったりフレーズが複雑な曲が多く、初心者には少し難しい物が多いのです。
ですが、この曲はテンポもフレーズもベース初心者にも比較的優しい方なので、あえておすすめしました。
ワンオク好きな方は是非チャレンジしてみて下さい。
3.まとめ
ベース初心者におすすめな曲の特徴としては、
- テンポがゆっくりである
- フレーズがシンプルである
- リズムが取りやすいもの
- 曲の構成が複雑過ぎないもの
を意識して選んでみると覚えやすくて良いと思います。
自分の好きなアーティストの曲の中で、前述の条件に当てはまる曲が無いか探してみて下さい。