ワカサギ釣りといえば、氷上で行うイメージがありますよね。
実際は氷の上でなくともワカサギ釣りは出来ます。
近年、ワカサギ釣りのできる場所が年々増加しております。
私もワカサギ釣りを始めてから日が浅いですが、行ったことがある場所は氷上ではないところばかりです。
大体、湖にイカダのような物が浮かべられており、その上から釣ったり、ボートの上から釣るというスタイルになります。
一般的なイメージのある氷上から釣る形は、出来る場所がかなり少ないようです。
また、ワカサギ釣りは実際にやってみると、わりと難しい釣りという実態があります。
そこで今回は、氷上で出来るワカサギ釣りのスポットと、関西で初心者にもオススメのワカサギ釣りスポットについて調べてみました。
1.ワカサギとは
種属、名称
ワカサギとは、、キュウリウオ目キュウリウオ科に属する魚の種類になります。
漢字で書くと、「公魚」「鰙」「若鷺」となります。
地方により呼び方が異なり、呼び方の種類には下記のようなものがあります。
- アマサギ
- オオワカ
- コワカ
- サイカチ
- サギ
- シラサギ
- シロイオ
- メソグリ
生息場所
湖や、内湾に主に生息します。
水質が悪い状況、低水温や塩分に対しても広い適応力があること、食用魚としての需要も高いことから、ダムなどにも放流された個体が定着しています。
これにより、分布域は全国に広がります。
サイズ、寿命
成魚は約15cmになり、寿命はおおよそ1年程度になります。
北海道などの寒冷地の場合は、寿命が2、3年になるものもいます。
肉食性で、プランクトンや魚卵、稚魚などを食べて成長します。
2.ワカサギ釣りの時期
水面管理者の制限が設けられてなければ、1年中釣ることが出来ます。
一般的には10月から3月の間に釣ることができる場所が多くなります。
ワカサギの回遊の特徴として、寒い時期は湖やダムなどの底に近い一定の深さで泳ぎます。
一定の深さで泳いでくれることにより、針を垂らす場所も一定で良く、釣りやすくなります。
逆に寒くない時期は泳ぐ深さがバラバラになり、針を垂らす場所の位置の変更回数が多くなって釣ることが難しくなります。
このことから、寒い時期の方が釣りやすくなります。
3.ワカサギ釣りを氷上で行う時期
氷上のワカサギ釣りが解禁されるのは、だいたい1月〜3月の間になります。
ただ、同じ場所でもその時の結氷の具合により、期間は前後することがあります。
結氷とは、「けっぴょう」と読み、氷が張ることを意味します。
暖冬などの場合は、氷上での釣りが出来ないシーズンもあります。
4.氷上でワカサギ釣りができる関西のスポット
残念ながら関西では氷上でワカサギ釣りができる場所はありません。
関西から近い、氷上でのワカサギ釣り可能な場所は、長野県になります。
長野県には下記のように、氷上でのワカサギ釣りスポットが複数あります。
- 中綱湖
- 立岩湖
- 白樺湖
- 雲仙寺湖
- 松原湖
■中綱湖
■立岩湖
■白樺湖
■雲仙寺湖
■松原湖
5.ワカサギを料理するときの内臓について
ワカサギ釣りの大きな楽しみの一つに、釣った魚を食べるという点があります。
天ぷらなどにすると非常に美味しいです。
初めてワカサギを料理するときに気になるのが、内臓はどうするのか?ということです。
ワカサギは基本的に、内臓は取らずにそのまま食べます。
内臓を取ってしまうと、天ぷらにした時にカリカリになりすぎたりします。
また、もともとが小さい魚なので、内臓を取り出すと食べるところがほとんどなくなってしまいます。
6.まとめ
関東ではメジャーなワカサギ釣りですが、これからは関西でも流行するとされております。
実際にワカサギ釣りのできる場所が、関西にも増えていっています。
わりと難しい釣りですが、ファミリーやカップルでも楽しめる楽しい釣りで、釣った後も料理が楽しめます。
氷上でのワカサギ釣り可能な場所がないことは残念ですが、長野県までならスノーボードやスキーなどでも行かれる方もいるので、どうしてもやってみたい場合は、長野遠征もアリだと思います。