ダイビングやサーフィンを趣味にされている方は、ウエットスーツをご自宅で保管されている方も多いと思います。
このウエットスーツですが、結構場所を取りますよね。。
特に長袖・長ズボンタイプのフルスーツなどは、なかなか保管場所に困ります。
そんなウエットスーツですが、高額なものになるので、出来るだけ長持ちさせたいですよね。
ウエットスーツはきちんとしたした保管場所に、適切な保管方法で保管すれば、傷むことを防ぐことが可能です。
今回はウエットスーツの保管方法と場所についてまとめてみました。
1.ウエットスーツの保管場所
下記でもご紹介しましたが、ウエットスーツの素材はゴムなので、経年劣化します。
これはどうしようもない部分になります。
ただ、この経年劣化は保管の場所を考慮することで、遅らせることが可能です。
収納場所は気温の変化の少ない冷暗所にしましょう。
気温の変化の多い場所に置いておくと、ゴムの劣化を早めて、ウエットスーツの劣化を早めることになります。
日光の当たる場所などに置くことは絶対にいけません。
お部屋のクローゼットなどに保管すると、日も入らないので、オススメです。
クローゼットに保管する場合は、ウエットスーツと衣類が直接触れない様にしましょう。
ウエットスーツのゴムの成分が衣類を変色させてしまうことがあります。
衣類と直接触れないようにする際に、ウエットスーツをナイロンなどで、くるんでしまうことは厳禁です。
袋の中に湿気が溜まり、生地が傷むことにつながります。
この場合、下記のようなウエットスーツカバーがあれば、便利に衣類と接触させないことが出来ます。
仕事などで使うスーツのカバーはホームセンターなどにもありますが、ウエットスーツを包めるタイプのカバーはあまりありませんが、ネット通販なら、簡単に手に入ります。
また、クローゼットがない場合、下記のようなクローゼットタンスを購入し、設置すると便利です。
このようなタイプのクローゼットを買えば、マリンスポーツなどのグッズ専用ロッカーとして利用することも出来ます。
2.ウエットスーツの保管方法
基本はハンガーで保管
ウエットスーツの保管場所が確保出来たらウエットスーツを適切な保管方法で収納しましょう。
ウエットスーツは基本的に、肩の幅が広いハンガーに掛けて、保管します。
ハンガーに掛ける際は、ジッパー付きのものなどは、ジッパーを閉めて、着用時と同じ状態にして、保管します。
極力、ウエットスーツに変なクセの跡が残らないように保管することが大切です。
ウエットスーツはゴムなので、必ずクセの跡が残ります。
ハンガーを使用しても、型がどうしても残るものになりますので、下記のようなウエットスーツ用のハンガーを使用することをオススメします。
このタイプですと、折りたたみが可能ですので、車に積んで持っていくことにも便利です。
ハンガーにしては少し高額になりますが、高価なウエットスーツを長持ちさせることを考えれば、お得な商品だと思います。
ウエットスーツのたたみ方
ウエットスーツを吊るして保管する方法についてご説明しましたが、他の衣類と同じようにたたんではダメなのか?と思われる方もいらっしゃると思います。
たたんで保管することは厳禁です。
長い間、折り畳んで保管すると、ウエットスーツにシワや折り目などが出来てしまいます。
ウエットスーツの場合、一度シワや折り目などの型がつくと、取れなくなってしまいます。
この様な型がついてしまうと、そこから劣化したり、機能の低下を引き起こしたりしてしまいます。
ただ、ウエットスーツを折りたたむことが仕方ない場合という状況もあります。
車にウエットスーツを積んで、運ぶ場合などです。
この場合、ウエットスーツに負荷が少ないたたみ方を行って、運ぶようにしましょう。
下記の方法だと、コンパクトにたためます。
- ウエットスーツの前の腹部分から半分に折って、足の部分を肩にかけるようにして折ります。(下の画像2枚目)
- それから足の出た部分と、腕を中に折り込むようにたたむとコンパクトになります。(下の画像3枚目)
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3.まとめ
ウエットスーツですが、高額な買い物になるので、少しでも寿命を長くさせたいものになります。
また、身の危険を守るものにもなるので、常に良い状態で使う必要があります。
今回の記事がウエットスーツを良い状態で長持ちさせることのご参考になれば、幸いです。