【スノーボード初心者の服装】必ず知っておくべき内容とは?

雪山

自然を相手に遊ぶのは楽しいですが雪山は時に厳しい天候を見せることもあります。

どんな時も快適に楽しむ為に最低限知っておきたいことを紹介していきます。

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1.ウェアの防水性

スノーボード初心者の服装で必要なことは、全ての動作で雪がウェアの中に染みないよう防水性が高いこと。

そして体温が上がってきたときに蒸れないように透湿性が高いことです。

防水性が高いことをどこで判断するのかですが、ウェアのタグに耐水圧が示してあります。

耐水圧の目安↓

  • 20000㎜で嵐・みぞれ
  • 10000㎜で大雨
  • 2000㎜で雨
  • 500㎜で小雨

ちなみに普段使う傘でだいたい250~500㎜の耐水圧で雨を弾いています。

じゃあウェアは2000㎜くらい耐水圧があったら良いというわけではありません。

水分の多い雪がガンガン降ることもありますし、濡れたリフトにドカッと座ったり、転倒していろんな箇所に体重がかかったりすることもあります。

その時々で条件が全然違うので最低10000㎜はないと染みてしまうと思います。

1-1.耐水圧に関係なく濡れる服装に注意

新雪やパウダースノーが降ったときは転倒しても痛くないので練習しやすいですよね。

この時ふわふわの雪が意外とウェアの中に入ってきます。

ビンディングのセッティングもお尻をついて座って行う人も多いので特に腰から入ってきやすいです。

腰履きではなくウエストまでしっかりサイズが合ったものか、つなぎタイプのウェアがおすすめです。

つなぎが嫌な人はパウダーガードという雪の侵入防止を付けると雪が入りにくくなりますよ。

2.透湿性の目安

これも耐水圧と同じくタグに示してあります。

透湿性の目安は明確にはなく、本人の体感で決める人が多いです。

とりあえず初心者の人は透湿性5000gでも問題ないと思います。

私の場合は汗をかきにくいので、天気や条件に関係なく透湿性5000gでも全く問題なしです。

汗をかきやすい人、連続して何度も滑る人は10000gあれば快適と言います。

仮に5000gで蒸れると感じても、ベンチレーションというファスナーで脇と足に風を取り入れられるウェアであれば調節できます。

2-1.ゴアテックス

ゴアテックスとは、汗などの蒸気を逃がし外からの風は通すので蒸れずに防水できる透湿防水性素材のこと。

ゴアテックス素材のものは、防水性・防風性・透湿性の機能を備えているので値段も高いですが、スノーボードをやるなら知っておきたい素材です。

3.小物類

手袋って何でもいいやと思いがちですが、ボードを持ったりビンディングをセッティングしたり、地面に手をついたり結構濡れてしまう作業が多いので絶対濡れてしまいます。

リフトを登ってるときなんかは手がカチカチになります・・。

なので防水性が高いものを選びましょう。

ゴアテックスを用いた「SP-design」は蒸れないし冷たくならないのでおすすめです。

3-1.ゴーグル

視野の広さ・フィット感・レンズの色などこだわる事が結構ありますが、初心者の場合はゴーグルをずっと付けて滑るよりも、外してターンの練習をする事が多くなります。

このことから、転倒して外れることも多いので、着けやすさも必要かと思います。

こういった状況には、センターバックルがおすすめです。

ベルト部分が2つに分かれているので頭の後ろでカチッとはめるだけなので簡単ですし、ニット帽がずれない・調節が簡単というメリットもあります。

3-2.ヘルメット

初心者が後頭部を打つ事故はとても多いです。

実際私もアイスバーンで転倒し後頭部を打ったことがあります。

幸いたんこぶ程度で済みましたが、脳へのダメージが重い例もあります。

ニット帽でも被らないよりはマシですが、海外のゲレンデではほぼ100%ヘルメットを着用しないと滑らせてくれないほど重要なことです。

初心者の方こそヘルメットを着用した方がいいですよ。

3-3.パスケース

リフトに乗る際は、リフト券を機械にタッチするか、係員に見せなくてはいけません。

リフト券をウェアの腕ポケット(チケットホルダー)に入れるか、パスケースをぶら下げておくとスムーズに通れます。

4.下着

ゲレンデでの服装は様々ですが、どの程度重ね着するというよりもインナーさえしっかりしたものを着ていれば寒さも感じにくいです。

寒いと感じたらパーカーやトレーナーを一枚足して調節できるようにしましょう。

「1枚目に着る生地」汗は意外とかくので速乾性であるほうが快適です。

ユニクロのヒートテックやスノーボード専用のインナーがおすすめ。

綿の生地はなかなか乾かないのでやめたほうがいいです。

「2枚目に着る生地」2枚目も速乾性のある生地に加えて暖かさも考慮し、フリース素材がおすすめです。

4-1.ソックス

足は一番蒸れるのでスノーボード用のソックスがおすすめです。

しかし、蒸れが気にならない人は少し薄手の(厚手だとブーツの中で足が遊びやすい)締め付けが強いソックスであれば、足の感覚が鈍らなくていいと思います。

5.まとめ

  • ウェア・・耐水圧10000㎜透湿性5000gかゴアテックス素材のウェア
  • 手袋・・ゴアテックス素材か防水性の高い手袋
  • ゴーグル・・センターバックル
  • ヘルメット・・着用した方がいい
  • パスケース・・スムーズに通るために必要
  • 下着・・速乾性のあるインナーとフリース素材のインナーを二枚重ね
  • ソックス・・スノーボード用か薄手の締め付けが強いソックス
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