ウエットスーツといえば、サーフィンやダイビングに欠かせない道具になります。
そんなウエットスーツですが、着用時や着用後に発疹ができることがあります。
せっかくの遊びが、発疹によって楽しさが減るというのは残念ですよね。
発疹の原因には様々あり、原因別に対策が異なります。
今回はウエットスーツによる発疹の原因と対策をご紹介いたします。
1.ウエットスーツによる発疹の原因
ウエットスーツによって起きる発疹といっても、原因は様々存在します。
下記は発疹の原因の主なものになります。
- アレルギー
- ダニ
- カビ
- あせも
下記から各原因の詳細と、対策をご紹介致します。
1-1.アレルギーの原因と対策
ウエットスーツ着用時に、素材の化学物質に対してアレルギー反応が起きることがあります。
このアレルギー反応として起きる皮膚炎は 「接触性皮膚炎(接触アレルギー)」というものになります。
接触アレルギーはウエットスーツの摩擦を受けやすい部分に発生します。
首回りなどは摩擦が起きやすく、接触アレルギーが起きやすい箇所になります。
一番の対策は着用しないことですが、サーフィンを行う上ではそうもいきません。
着用しないこと以外に2つ対策があります。
①ラッシュガードを着て、ウエットスーツが直接肌に当たらないようにする
シンプルな方法ですが、これで症状が無くなることは多いようです。
下記でもご紹介しましたが、ウエットスーツのインナーは効果的です。
【ウエットスーツのインナー】男性と女性におすすめの下に着るものとは?
②皮膚科に相談する。
①で解決出来ない場合は、皮膚科に相談しましょう。
放置し過ぎると、海に入るのも辛いという事態になりかねません。
1-2.ダニ、カビの原因と対策
ウエットスーツの使用後は、適切に洗って、乾燥、保管しないとダニやカビが発生します。
ダニやカビの付いたウエットスーツを着用すると、肌が赤くなったり、発疹ができることがあります。
ダニ、カビを発生させないために、着用後は下記の手順でウエットスーツを清潔に保ちましょう。
①水かぬるま湯でしっかりもみ洗いする
生地の劣化や、接着剤などが溶ける可能性があるので、お湯は使ってはいけません。
お風呂などに水を張って行うと、洗いやすいです。
②陰干しを行う
ウエットスーツを裏返し、ハンガーを用いて陰干しを行います。
生地の劣化に繋がるので、直射日光は当ててはいけません。
③ハンガーにかけて保管する
たたんだまま保管すると、ゴムにクセが付いてしまうので、ハンガーで吊るして保管しましょう。
ハンガーは肩部分の厚みが大きいものが良いです。
大きいものがない場合、自分で大きくして使用しましょう。
私は肩の部分にタオルを巻いて、肩の部分を大きくしました。
ウエットスーツの保管方法については下記もご覧ください。
これでウエットスーツの保管に困らない!適切な保管方法と場所とは??
※ウエットスーツにカビを発見した場合
ウエットスーツにカビがある場合は、もみ洗いの際に、ウエットシャンプー、エタノールを使用しましょう。
ウエットシャンプーとはウエットスーツ用のシャンプーになります。
手順は、ウエットシャンプーで洗い、乾燥させてから、エタノールで消毒し、乾燥という流れになります。
1-3.あせもの原因と対策
肌がウエットスーツに圧迫されると、汗の排泄が悪くなって、皮膚の中に汗がたまります。
これがあせもとなって、発疹や肌荒れを引き起こします。
汗をかいた後のスキンケアを放置すると、汗の出口が詰まり、あせもを引き起こしやすくなります。
対策は、サーフィン後に下記を行うことになります。
- あせもが出来やすい箇所をこまめに拭く
- あせもが出来やすい箇所をシャワーで綺麗に洗う
2.まとめ
ウエットスーツで発疹が出来ると、せっかくの楽しい遊びが、存分に楽しめなくなります。
当記事をご参考頂いて、発疹が出来ないようにして頂ければ、幸いです♪