スノーボードをする際に自分に合った道具を付けていると上達はかなり早くなりますが、全部揃えるとなると結構高額になりますしメンテナンスもしないといけないので大変です。
初心者の方はまずレンタルで試してみてから購入するのがおすすめです。
この記事では用具をレンタルする際に注意していただきたい事項をあげていきます。
目次
1.優良レンタル宣言
日本スノーボード産業振興会「SBJ」がレンタル品の利用者アンケートを行った際に90%の人がネガティブな意見でした。
この理由はきちんとメンテナンスされていない粗悪な用具であったり、自分に合ったサイズが無い、調整ができないことが反映されています。
レンタルする時は「初級者やレンタルが必要な人が快適にスキー・スノーボードを楽しめるように快適な用具のレンタルを提供するように心がける事を宣言」していることを表す「優良レンタル宣言」の認定店でされるのをおすすめします。
優良レンタル宣言しているお店は
- 国際規格に従った整備技術者講習会を年に一回以上受講している
- 年一回チューンナップをしている
- 個々のブーツごとに微調整をしている
- 事故防止に関するアナウンスを適切に行う5.用具の経年劣化に常に注意している
などの基準が満たされています。
店頭に認定マークが貼ってあるか、貼っていない場合は認定店なのか直接確認してみてください。
優良レンタルショップ検索 http://www.sbj.org/rental.html#map2
2.事前予約
大型の施設でもハイシーズンはレンタル品がすぐになくなります。
自分のサイズに合ったものを確実にレンタルするには事前に確認して確保しておきましょう。
3.身分証明書
レンタル初回申し込み時は身分証明書が必要です。
グループで行くときなんかは、車の運転しない人は忘れてくることがあるのでご注意を。
4.損害保険
用具を破損してしまった場合、状況によっては弁償です。
だいたいオプションで保証を追加するかどうか聞かれます。
値段は500円程なので入っておいた方がいいでしょう。
ネットで予約する人はレンタル料金に保証料が含まれているかどうかも見ておきましょう。
5.小物類が置いてない
ゲレンデによってはゴーグル、手袋、ニット帽等の小物類はレンタルで取り扱っていないところもあります。
販売はしているところも多いですが、結構割高なので無駄に出費したくない人はレンタル項目をよく確認しておきましょう。
6.グレード
レンタルにはグレードが設けられている場合もあります。
初心者の場合一番グレードの低いものを選びがちですが、松竹梅で例えるなら竹を選んだ方が良いです。
理由はワックスがかけられていて滑りやすい、板が回しやすい。早く上達する等のメリットがあります。
途中でやっぱり別の用具に変更したくなった場合は料金が発生(1000円くらい)するゲレンデもあるのでスタッフによく相談して選びましょう。
7.又貸しはしてはいけない
ビンディングの設定は個人の骨格に合わせて行われますので、体系が似ているから貸しても大丈夫ということはありません。
万が一事故が起こった場合責任は全て自らが負うことになります。
用具の交換はやめましょう。
8.延滞料金
半日か一日、または時間貸しの設定になっているところがほとんどです。
返却時間が過ぎると延滞料金が発生します。
持って帰ってしまった場合も自動延長で追加料金+返却送料も自己負担です。
9.キャンセル料金
ネット予約の際、万が一キャンセルする場合はキャンセル料金が発生します。
ゲレンデごとに期限・費用が違うのでよくみておきましょう。
10.メンテナンス料
ワンシーズンレンタルなど、長期でレンタルする場合スノーボードが過度に錆びているとメンテナンス料が発生することがあります。
長期間レンタルの場合、ワックスが取れて滑りにくくなる場合もありますが、ワックスがけなどのメンテナンスは自己負担です。
単発でレンタルする場合もワックスは自己負担の事が多いです。
11.ツアーのレンタル
レンタル付きのツアーは格安の代わりにサイズが限られている・数が少ないことが多いので、自分のサイズがあるかどうか確認しておくことを強くおすすめします。
一日1000円と安すぎる料金の場合、粗悪な用具の可能性が高いので避けた方がいいでしょう。
12.レンタル相場
だいたいボード・ブーツのセットで3000円~5000円ウェア上下セットで2000円~4000円小物類1つ500円~1000円です。
どこも似たり寄ったりなのでそこまで気にしなくてもいいです。
割引や特典で差をつけているのでゲレンデそれぞれのキャンペーンなどをチェックしましょう。
13.レンタル時間の設定
予め予約していても繁忙期はレンタルの受付カウンターが混雑しているので、どうしても待つことになります。
更衣室やリフトも混んでいる事が多いので思った以上に滑る時間が足りないなんてことになります。
レンタルの設定時間は余裕をもって設定した方が良いでしょう。
14.まとめ
以上がスノーボードで用具をレンタルする際に注意してほしい事項になります。
特に優良店を選ぶ事項はよく確認してほしいです。快適な用具を選んで楽しく滑ってくださいね。