サーフィンやダイビングなどのマリンスポーツに欠かせないものとしてウエットスーツがあります。
ウエットスーツのおかげで、波から受ける負担を減らすことができ、快適にレジャーが楽しめますよね。
そんなウエットスーツですが、下に着るインナーに迷うことがあります。
季節、男性、女性といった形でも、ウエットスーツの下に着るものとしてのインナーを何にするかが変わります。
ウエットスーツと同じように、インナーも快適なマリンスポーツを行う上で、大切な役割を果たすのものになります。
そこで今回はウエットスーツの下に着るものであるインナーについてまとめてみました。
目次
1.ウエットスーツの下のインナーの役割
ウエットスーツの下に着るであるインナーですが、多くは下記のような目的から着用します。
1-1.着脱が人前でも可能
アウトドア・レジャーの場合、着替える場所が十分に確保されていないことの方が多くなります。
ウエットスーツの着脱は慣れていないと手こずります。
かといって、大きな動きを取って、裸を見せるわけにもいきません。
インナーをあらかじめ着ていれば、着替えの際に恥ずかしい思いをすることがありません。
また、万が一ウエットスーツが破れるなんてことがあると、人前で恥ずかしい思いをしてしまう可能性も出てきます。
そんなときインナーを着ていれば、見えるのはインナー部分になるので、恥ずかしい思いをしなくて済みます。
1-2.寒い海と着替え時の防寒
保温性の高いインナーを着用することで、寒い海の中でも寒さの影響を受けにくくなります。
ウエットスーツの着脱の際に肌の露出部分が多いと、寒い季節はかなり冷えます。
その冷えを和らげてくれます。
防寒用のインナーには守りたい体の部位や、用途によって種類があります。
1-3.ゴムアレルギー対策
ウエットスーツはゴムで出来ています。
このゴムの肌に触れる部分が大きくなることで、アレルギーを起こす方がおられます。
そのようなときにインナーでゴムと肌が触れる部分を減らすことでアレルギーを防ぐことが可能です。
ウエットスーツに着用による発疹については下記に詳しく記載しましたので、よろしければご参考ください。
1-4.着脱の簡素化
ウエットスーツが直接肌に触れていると、肌にくっつきやすくなり、着脱が行いにくくなります。
インナーの分、隙間があればウエットスーツの着脱が行いやすくなります。
ちなみに、ウエットスーツに足を通しにくい場合は、コンビニの袋などを履いてから足を通せば、ウエットスーツが着やすくなります。
2.ウエットスーツの下のインナー種類
ウエットスーツの下のインナーですが、季節、男性と女性という形で着るものが少し変わるものがあります。
それらにについては各インナーの説明内で記載いたします。
下記から種類別にインナーについてご紹介します。
2-1.水着
これは一般的に良く着られるものになります。
保温性は無いですが、ウエットスーツの着脱が場所を選ばずに行えます。
女性の場合、ビキニタイプだとウエットスーツを脱ぐときに一緒に脱げてしまう危険があるので、水着はワンピースタイプや、シンプルなワンピースタイプがオススメです。
リボンなどの飾りや、チャックが付いているものはウエットスーツを着た際に痛く感じたり、ウエットスーツを傷める、体に飾りなど痕が残るといった可能性もあるので、避けましょう。
2-2.アンダーウエアー
水着の下にも着ることがあるアンダーウエアーです。
着替えの際の目隠しになります。
また、他のインナーほど、着ていることが気になりません。
女性の場合、アンダーウエダーはキワドイものが多くなるので、ウエットスーツを脱ぐときに一緒に脱げる危険性があるので、オススメしません。
2-3.ラッシュガード
こちらも目隠し代わりに使えます。
また、日焼け防止になります。
陸に上がった際に、暑いときだとウエットスーツの上半分を脱いだ状態になることもありますが、ラッシュガードを着ていれば日焼けの心配はありません。
海にいると思った以上に日焼けするため、日焼けには注意が必要です。
ウエットスーツを脱いだ後のことも考えると、ラッシュガードはUVカット機能がついたものがオススメです。
ラッシュガードの代わりにTシャツを着られる方もおられますが、水分を吸って重たくなったり、着替えの際に絞らないといけなくなるので、あまりオススメではありません。
また、水切れの悪いTシャツだと上がった後に寒い思いをします。
2-4.保温インナー
保温性を重視したインナーがあります。
寒い季節に海に入る場合は、ある方が良いです。
寒い季節でも、3mmのウエットスーツで粘りたい場合に使っている人もおられます。
3.インナー的役割を果たすアイテム
防寒面でインナーと同じような役割を果たすアイテムがあります。
それはホットジェルです。
これを海に入る前に塗ると身体が温かくなってきます。
海以外でも寒い季節のアウトドアスポーツや、外での作業なんかにも役立ちます。
4.まとめ
マリンスポーツにおいて、ウエットスーツの下に着るものであるインナーも重要なアイテムです。
また、下記の様にウエットスーツには様々な種類がありますが、インナーにも多くの種類があるということもわかりました。
男性の場合、何も着ずにウエットスーツを着られる方もおられますが、色々加味すると着ておいた方が良いかなと思います。
この記事がインナー選びのご参考になれば幸いです。