予防接種後のお風呂は入れない?何時間後?絆創膏はいつ取る??

小さいお子さんがいらっしゃると予防接種を受けられる機会がありますよね。

また、インフルエンザの時期だと大人の方も受けられる方が多いと思います。

ちょっと面倒だなと思うこともあるかもしれませんが、病気を防ぐために大切なものになります。

そんな予防接種ですが、予防接種後の当日はお風呂に入れるのか、入れないのかや、接種後に貼られる絆創膏を外すタイミングなどについて、あいまいな点があります。

そこで今回は予防接種後のお風呂や絆創膏などを含めて、予防接種の注意点について調べてまとめてみました。

1.予防接種とは

予防接種とはワクチンを接種し、免疫(病気に対する抵抗力)をつくることで、発病を予防したり、発病しても症状を軽くすることを目的にしたものになります。

免疫がないと、細菌やウイルスなどにより病気(感染症)にかかったり、症状が重くなってしまいます。

この免疫ですが、生まれてから数ヶ月までの赤ちゃんは既に持っています。
これは移行抗体と呼ばれ、お母さんの臍帯(さいたい)を通して、赤ちゃんにプレゼントされます。

移行抗体は数ヶ月で自然に失われていくため、お子さんが小さい内に予防接種を受ける必要が出てきます。

2.ワクチンとは

予防接種に使用する薬液はワクチンと呼ばれます。

ワクチンの接種により、下記の2つの効果が見込めます。

  • 感染症の原因となる病原体を、病気を起こさないように性質を変える
  • 毒素を弱める

ワクチンには生成方法から下記の3種類があります。

  • 生ワクチン
  • 不活化ワクチン
  • トキソイド

生ワクチン

生きた病原体を弱めたものを接種し、体の中で増やして免疫をつくります。

不活化ワクチン

免疫をつくるために必要な成分を病原体から取り出して、できるだけ毒素をなくした状態のものを何回かに分けて接種し、免疫をつくります。

トキソイド

細菌がつくる毒素を取り出し、毒性を弱めたものを何回かに分けて接種します

3.予防接種前の注意点

予防接種後だけでなく、受ける前にも注意点があります。

下記は予防接種前の注意点になります。

  • 予防接種前日はお風呂に入り、体を清潔にする
  • 予防接種当日は朝から体調に変化がないか確認する
  • 予防接種当日は清潔な衣服を着る
  • 予診票には正確な情報を記入する

下記の場合は、お医者さんと相談して、予防接種をどうするか決めましょう。

  • 風邪のひきはじめ
  • 薬によりアレルギーが出たことがある
  • 薬によって身体に異常が出たことがある
  • 他の予防接種で異常が出たことがある
  • ワクチンの成分にアレルギーのある人(ワクチンには主成分の他に卵の成分、抗生物質、添加物が入っています)
  • 接種を受ける人の周囲にはしか、風疹、おたふくかぜ、みずぼうそうにかかっている人がいるとき
  • 未熟児や発育の遅い人
  • 今までにけいれんを起こしたことがある人
  • 中耳炎、肺炎にかかりやすい人

下記の場合は接種を控えましょう

  • 37.5℃以上の発熱がある
  • 急性の病気にかかっている
  • お医者さんが診察し、不適当と判断したとき

4.予防接種後の注意点

予防接種後は下記の点に注意しましょう。

  • 予防接種後の30分間は体調の様子をみる
  • はげしい運動を避ける
  • 予防接種後の絆創膏は血が止まればはがす
  • 予防接種当日はお風呂に入り、予防接種部位を清潔に保つ

予防接種後の30分間は体調の様子をみる

予防接種後に急な副反応が起きることがあります。

副反応とは免疫をつけること以外に起きる可能性のある反応のことです。

予防接種の種類や人により反応が異なりますが、熱が出たり、接種箇所がはれたり、しこりが出ることがあります。

気になる反応が出たら、予防接種を行ったお医者さんに相談しましょう。

はげしい運動を避ける

予防接種後に激しい運動を行って身体が疲れると、抗体が作られなくなることがあります。

また、病原体を弱めたワクチンの接種の場合、身体が弱っている状態だと、その病気にかかってしまうことがあります。

予防接種後の絆創膏は血が止まればはがす

予防接種後に貼られる絆創膏を、血が止まっているのに貼り続けていると、貼っている箇所がかぶれることがあります。

予防接種当日はお風呂に入り、予防接種部位を清潔に保つ

予防接種後はお風呂に入れないという意見を聞いたことがあるかもしれませんが、部位を清潔に保つためにも、お風呂に入ることは差し支えありません。

ただし、入れるまでの時間に制限があります。

何時間後からならOKかですが、予防接種後、1時間経過からになります。

ちなみに予防接種当日のお風呂には入れないといっていたのは少し前の話になります。

その理由は昔は銭湯を利用する方が多く、不特定多数の方が利用するので感染症の恐れがあるため、お風呂には入れないとされていました。

5.まとめ

予防接種で注意する点ですが、意外と多いと思いました。

また、昔は予防接種後はお風呂に入れないと聞いていたのですが、その理由にも驚きました。

注意点にはそれなりの理由が必ずあるので、きちんと守っていきたいですね。

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