必見!乾燥肌でお悩みの20代女性にオススメのスキンケア

スキンケア

10代の頃に比べ、ハリやメイクのノリなど肌の状態の変化を感じ始める20代。

中でも乾燥で悩んでいる20代女性は少なくありません。

「高いスキンケア商品を買わないと改善しない?」

いえ、そんな事はありません!

正しいスキンケアをするだけで、高い美容液に頼らなくても乾燥肌を改善する事が出来るんです。

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1.なぜ乾燥するの?

本来、肌には水分を保持する三大要素があります。

肌に水分を保持する三大要素

①皮脂膜

毛穴から分泌された皮脂と汗が混じり、肌の水分の蒸発を防いでくれます。

また角質が剥がれてしまうのを防いだり、肌を滑らかにしてくれる役割もあります。

②天然保湿因子(NMF)

肌の柔軟性と弾力性を保つはたらき。細胞内のタンパク質が、アミノ酸やミネラル、尿素などの成分と構成され、水分に吸着して保持してくれます。

このバランスが崩れると、乾燥だけでなく肌のターンオーバーに影響を及ぼします。

③細胞間脂質

セラミド、コレステロールから出来ている成分。

角質細胞にはセラミドが存在し、角質細胞同士の隙間を埋めることで外部からの刺激や侵入、水分の過剰な蒸散を防いでくれます。

中でも細胞間脂質は、保湿要素の80%を占める成分で、肌の水分を保つのに最も重要な要素です。

この3つの要素が肌を守り、肌の水分を保ってくれるのです。

ではなぜ、乾燥肌になってしまうのでしょうか?

主な原因は3つあります。

20代

乾燥の原因①:生活習慣

日常生活の中で、メイクやエアコン、入浴、ストレスなど、肌を刺激しているものは沢山あります。

中でも「睡眠不足」は大敵!

肌を健康に保つためには「ターンオーバー」が重要な役割を担っています。

しかし睡眠時間が不足してしまうと、ターンオーバーを正常な働きに保っている成長ホルモンの分泌量が減ってしまいターンオーバーが遅れがちに。

ターンオーバーが乱れてしまうと、セラミドなどの細胞間脂質の生産量が減って乾燥肌を招いてしまうのです。

そこへ更に、エアコンなどの乾燥した空気やメイク・入浴などによる肌への摩擦などで刺激すると、更に乾燥してしまいます。

乾燥の原因②:食生活

最近ではダイエットや偏食、そしてジャンクフードなど偏った食生活が原因で、乾燥肌で悩む女性が増加している傾向にあります。

20代はオシャレを楽しみ、体系などの外見にも気を遣う年頃ですよね。

テレビで「○○ダイエット」という紹介をよく見かけます。

鵜呑みにしてそればかりを摂取してしまうと、肌の水分を保つ為に必要な「亜鉛」や「タンパク質」「脂質」などの栄養素が不足し、肌が乾燥してしまいます。

「脂質=太る」と勘違いし、お肉や油を使った料理を極端に控える人もいます。

しかし脂質は、身体の水分を保つのにとても必要なのです。

その他ビタミンの不足も乾燥に大きく影響してきます。

またお酒も飲み過ぎは禁物!

肝臓で分解する為に、亜鉛を大量に消費してしまうのです。

乾燥の原因③:間違ったスキンケア

乾燥肌を防ぐ為に、毎日頑張っているスキンケア。

しかし乾燥肌で悩んでいる人の多くが、主に間違ったスキンケアが原因で乾燥肌を招いているのです。

特に原因となるのが「肌への刺激」。

例えばクレンジングや洗顔時、肌を手で何度もクルクルと洗っていませんか?

また拭き取りクレンジング、化粧水の頻繁な使用も肌へ大きなダメージを与えています。

洗顔後のパッティングやマッサージ、クリームを塗る際なども、やり過ぎると肌を擦り知らない間に肌を傷付けているのです。

乾燥肌で悩んでいる人は「洗い過ぎ」にも注意をしなければいけません。

クレンジングや洗顔の回数が多かったり、熱いお湯や洗顔料を使った朝洗顔なども、乾燥の原因となります。

20代になるとメイクも楽しみたいですよね。

夜に落とさずに寝てしまうのはもちろん、クレンジングのし過ぎも肌へ負担をかけてしまうので要注意です。

皆さんが「美容の為に」と行っている日々の行動が、知らないうちに乾燥肌を招いてしまっているのです。

乾燥肌

2.重要なのは○○

では乾燥肌で悩んでいる20代女性は、どう改善していったらいいのでしょうか?

皮膚科を受診したり、高い美容液などに頼っても、根本を改善しなければ治りません。

日頃の間違った行いを正す事で、肌を正常な状態に戻し、健康な美肌を取り戻すことが出来るのです。

2-1.日常生活での刺激を減らす

日常生活の中で、重要なのは「肌への刺激」を出来る限り減らしてあげること。

例えばメイクをする際、毛穴やソバカスなどを隠すためにファンデーションを念入りに塗りこんではいませんか?

ファンデーションやコンシーラーは塗りこむのではなく、スポンジや指を使ってポンポンと乗せるように塗りましょう。

また最後に軽く指で抑えると、肌への馴染みが良くなるのでオススメです。

外出時のエアコンなどによる乾燥が気になる方は、ミスト化粧水を持ち歩けば安心。

メイクの上から出来る商品もたくさん出ているので、ぜひ試してみてください。

そして何より「睡眠」をたくさん取る事が重要です!

ゴールデンタイムと言われている22時~2時の睡眠を取るように心掛けてみてください。

2-2.バランスの良い食事を取ること

先ほども述べた通り、間違った食生活が原因で乾燥肌になっている女性は少なくありません。

しかし、正しい食生活は逆に、美肌へと導いてくれる強い味方となるのです!

食生活で重要なのは「必要な栄養素を取り入れる」ことです。

乾燥肌の方にオススメの成分は「ビタミン」「タンパク質」「脂質」です。

卵や納豆にはタンパク質やビタミンが豊富に含まれているのでオススメ。

アボカドやパプリカなどにも、ビタミンがたくさん含まれています。

脂質は「油ものなら何でもOK」と取り過ぎてしまうと、吹き出物などの原因となってしまうので注意しましょう。

調理時はごま油、えごま油をメインで使用したり、食べ物でもサーモンやいわしなどの魚介類も乾燥肌の強い味方となってくれます。

その他、アイスクリームや冷たい飲み物を飲み過ぎて体内温度を下げたり、加工食品やお酒を適度に控えるように心掛けましょう。

2-3.肌に優しいスキンケアをする

悩める20代女性にとって、もっとも重要な改善点です。

スキンケアで重要なのは「やり過ぎない事」。

乾燥肌を気にしてアレコレと手をかけてしまいがちですが、肌に負担がかかってしまうとターンオーバーが乱れ逆効果に。

朝晩の洗顔料を使ったガッツリ洗顔や、洗顔後の入念なパッティングなどをしている人は今すぐにやめましょう。

正しいスキンケアをすることで、肌本来の保湿機能を取り戻し乾燥肌から解放されましょう。

スキンケア

3.正しいスキンケア方法

では実際に、肌に優しいスキンケアとは一体どうやったらいいのでしょうか?

正しいスキンケアの仕方をみていきましょう。

3-1.洗顔

洗顔は基本、1日2回とされています。

夜はクレンジングを使用し、メイクを落としてから洗顔料を洗顔ネットなどでたっぷりと泡立てて洗顔してください。

その際は手のひらが肌に付かないように、泡で優しく洗うことがポイント。

洗い流す時もゴシゴシとこすらず、ぬるま湯を手で救い何回もかけて流してください。

朝は寝ている間の汗やホコリなどのみであまりよごれていませ汚れていません。

洗顔料を使うと逆に保湿成分などが流されてしまうので、ぬるま湯で洗うだけで充分です。

洗顔せず、拭き取り化粧水を使用するのもオススメです。

またタオルで拭く際は、ゴシゴシと水分を拭き取るのではなく、タオルで抑えるように拭く事で肌への摩擦を防げます。

乾燥肌

3-2.化粧水

化粧水は基本パッティングです。

洗顔後、1秒でも早くしてあげましょう。

コットンを使用する際は、コットンにたっぷりと化粧水を含ませるのがポイントです。

少量ですと肌へ摩擦がかかってしまう為、滴るくらい含ませてください。

パッティングする時も肌にコットンを乗せるような感じで、優しくしてあげてくださいね。

手のひらでパッティングする場合は、手のひらに500円玉くらいの化粧水を乗せたあと、体温で少し温めてください。

その後こすらないように、手のひら全体で肌を抑えるようにしてパッティングしてください。

上を向きながらパッティングすると、重力で肌に浸透しやすくなるのでオススメです。

3-3.乳液

乳液は、ベタつくなどの理由で規定量より少なく塗りがちですが、乾燥肌の場合は、規定量分たっぷり塗るのがコツです。

化粧水後3分程置くと、表面に残っている化粧水なども肌へちゃんと浸透してくれます。

その後、手のひらで人肌に温めてから優しく抑えるようにフタをしてください。

必要以上に乳液を使い過ぎると、逆に肌が荒れるので気を付けてくださいね。

20代

4.まとめ

いかがでしょうか?

社会人になり色々と自由が増え、オシャレやメイク、お酒など楽しい事でいっぱいの20代。

しかしその分、特に20代後半になると肌の老化が始まります。

今のうちに肌を大切にケアしてあげないと10年後に後悔する事になりかねません。

乾燥肌も今のうちにしっかりと改善し、いつまでもキレイな肌を保ちましょう。

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