島根県松江市観光のお土産に若草がおすすめな3つの理由

島根県松江市といえば、宍道湖や松江城など観光地として有名ですよね。

かつて栄えた松江城の藩主が、お菓子作りに力を入れていた経緯があり、和菓子もお土産として有名です。

その和菓子の中でもおすすめのお土産として上がられるものに若草という商品があります。

そこで今回は、若草が松江市観光のお土産としておすすめの理由をまとめてみました。

1.若草がおすすめの理由

1-1.松江市との歴史が深い

若草は、「わかくさ」と読み、現在は彩雲堂という会社で作られています。

若草はもともと、茶人としても名を馳せた松江藩7代藩主松平治郷公によって考案されたお菓子になります。

松平治郷公は隠居後に、本名とは異なる名前として不昧と名乗りました。

「公」という尊称をつけて「不昧公」として名前が通っています。

若草の由来を紹介する際には、「松平不昧公が詠まれた歌からつけられた」という形で行われることがありますが、松平不昧公は松江藩7代藩主松平治郷公と同一人物になります。

不昧公が考案されたお菓子の種類はたくさんありますが、その中でもこの若草が最も有名で、松江駅構内でも看板が見受けられます。

若草は不昧公が茶事に用いられたお菓子になり、1月から4月のお茶席に好んで用いられたとされています。

1-2.こだわりの素材と製法で老若男女が好む味

彩雲堂さんが作られている「若草」は、明治中期に復刻したものになり、素材と製法にこだわった一品となっています。

気になるお味ですが、あっさりとして上品な甘さがあります。

一度食べると、日本茶とよく合うということがわかります。

見た目も綺麗で、お土産としてだけでなく、贈り物にも適しています。

私は自分の結婚の内祝にこちらの若草を含めたお菓子セットを使用しました。

贈った方からは、好評を頂きました。

◆素材

若草は求肥を砂糖のそぼろで包んだお菓子になります。

求肥(ぎゅうひ)とは、こねた白玉(しらたま)粉に水あめや砂糖を加えて練り、蒸して、薄いおもちのようにしたお菓子のことです。

若草はこの求肥の素材にこだわっており、松江市から少し離れた島根県の奥出雲・仁多地方で取れる最良のもち米を使用しております。

◆製法

もち米を石臼で少しづつ挽(ひ)き、職人さんが釜で練り上げて求肥をつくります。

この求肥を切り分け、ひとつひとつ手作業でそぼろをまぶして作られます。
手作業で行うことで目視確認も行われ、安心して食べられる商品でもあります。

1-3.量が選べる

少ないものは3個入りから選べ、多いものは30個入りというものもあります。

祖父母へのおみやげの場合は3個入り、親戚一同で集まる場合は30個入りなどおみやげの用途に応じても使えます。

2.まとめ

私は、今回ご紹介した「若草」をたびたびお土産として利用していますが、渡した後に好評を頂くことが多いおみやげになります。

松江市や出雲市を観光された際に、お土産としてご利用されてはいかがでしょうか?

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