一緒に住んでいる家族がいる場合、1日の始まりは「おはよう」から始まることが多いと思います。
学校や職場でも、朝は「おはようございます」帰宅するときには「さようなら」や「お先に失礼します」などの挨拶が欠かせません。
しかし、中には挨拶をしない人もいるようです。
こちらから挨拶をしたのに、向こうからは返ってこないとちょっと気持ちが重くなるという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そんなちょっとしたもやもやをはらすべく、挨拶をしない人の心理状態とその対処法について考えてみました。
1.挨拶をしない人の心理状態
挨拶をしない人の心理状態をいくつか挙げてみましょう。
まずは「挨拶をする習慣がない」人です。
挨拶というのは社会的な習慣です。
そのため、「挨拶をする」という習慣がない人は挨拶をしません。
この場合挨拶をしないことに悪意はなく、ただしないだけです。
次は「恥ずかしくて無理」という人です。
人と話すのが極端に苦手な人の中には挨拶すらできない人もいます。
最後は「自分に得がないからしない」人です。
すべてを損得で考える合理的な人にありがちです。
こういうタイプの人は上司や先輩などにはしっかり挨拶をします。
つまり挨拶をされない場合には下に見られているということになります。
2.挨拶をする習慣がない人への対処法
習慣がない人には「挨拶が大切である」ことを教えてあげるといいでしょう。
ただ、相手との関係性によってはそれが難しいこともありますよね。
そういう時は顔を合わせた時に必ず挨拶をするだけでもいいと思います。
そうすることで、少しずつ挨拶に触れる機会を作り挨拶を身近に感じてもらいましょう。
3.恥ずかしくて挨拶できない人への対処法
挨拶すら恥ずかしくて無理と感じている人には、笑顔で挨拶することを心がけましょう。
笑顔を向けられて嫌な気持ちになる人はいません。
こちらの笑顔につられて相手が笑顔を見せてくれるようになれば、挨拶が返ってくる日も遠くないでしょう。
時には「暑いですね」「寒いですね」など挨拶以外の一言をかけてもいいかもしれません。
4.自分に得がないからしない人への対処法
自分に得がないから挨拶しないという人は、よほどのことがない限り挨拶をしないままです。
だからといって挨拶するのをやめてしまうと、こちらも「挨拶をしない人」と思われてしまいます。
こちらからは挨拶をするけれど、向こうから返ってくることを期待しないようにしましょう。
「そういう人だから」と受け入れてしまえばもやもやすることもありません。
5.まとめ
挨拶をしない人について考えてきました。
- 挨拶の習慣がない人には、挨拶を繰り返して身近に感じてもらう。
- 恥ずかしがりな人には笑顔で挨拶を心がける。
- 損得で挨拶をしない人は、そういう人だからしかたないと受け入れる。
挨拶をしたのに返ってこないとイライラしたりもやもやしたりしますよね。
しかし、そこには何か事情があるかもしれないと考えて受け入れることで、嫌な感情から解放される場合もあります。
こちらからは必ず挨拶するけれど、相手には求めないというのも現代の人間関係には必要かもしれませんね。