近年、音楽イベントとしてフェスの開催が全国的に増えています。
屋外で聴く音楽は、また違った印象でとても良いものです。
周りの一体感も感じられます。
そんなフェスですが本当は行きたいけど、子供が出来たから子連れではなかなか行きづらいという方も多くおられます。
私もそうでした。
最近ではフェスの文化が浸透してきたことや、フェスに参加していた世代が子育て世代に入ったこともあったりで、子連れ対応をしているフェスも増えています。
子連れであっても準備をしっかりしていれば、子供と一緒にフェスに参加すること可能です。
今回は、子連れでのフェス参加する際に必要な持ち物や、何歳から参加可能か、おすすめの子連れ参加可能なフェスについてご紹介いたします。
目次
1.子供は何歳から参加OK?
ゆるい雰囲気のフェスなら、まだ歩けない子供がフェスに参加していることがちょくちょくあります。
おんぶひもや、抱っこひもなどで親御さんと一緒にいる風景を目にします。
ゆるい雰囲気のフェスであれば、お子さんも公園を散歩するような感覚で参加出来ます。
最近ではオムツ替えスペースや、授乳スペースを設けているフェスも増えてきました。
また、子供が楽しむためのアスレチックスペースを設けているフェスもあります。
このようなフェスでも3歳以下は無料や子供は低料金などと設定しているフェスもあり、なおさら子連れ参加がしやすくなっています。
野外の場合、日焼けの心配があるので、簡易テントなどの設営が可能なフェスを選ぶ必要があります。
また、子供をいつでも抱っこ出来るように荷物は少なくしたり、持ち込み可能であればワゴンカートのようなものを用意した方が移動の際に楽になります。
2.子連れでのフェスに必要な持ち物とは?
フェスとなると、さすがに手ぶらで行くわけにはいきません。
子連れ参加となるとなおさらです。
下記からは必要な持ち物についてご紹介致します。
【衣類関係】
2-1.タオル
タオルは子連れでなくとも必須の持ち物です。
汗をかいたり、雨が降った時に必要になります。
首に巻けば、首回りの日焼けも防ぐことが出来ます。
最悪忘れても、会場で買うことが出来ます。
ただし、価格が高かったり、素材が悪くて吸水性が低いものも結構あるので、事前に質の良いものを準備した方が良いです。
体力を結構使うので、フェスを快適にすごすためにもタオルの質は意外に重要です。
2-2.着替え
タオル同様に必要な持ち物になります。
汗や雨の他、泥などで汚れるということも考えられます。
着替えがないと帰りの車や電車の中で汚れが気になり苦労します。
お子様がオムツを使用している場合、オムツも必要となります。
2-3.おんぶひも、抱っこひも
会場によってはベビーカーの使用が出来ません。
また、会場もベビーカーを押して進める場所ばかりでもありません。
お子様に常に歩いてもらうということも難しいのて、おんぶ屋抱っこのできるヒモを持って行く必要があります。
親御さん側も疲れるので、多少高くても、おんぶひもや抱っこ紐は疲れにくいタイプを選んでおいた方が役に立ちます。
安いものを買って、フェスの翌日以降に疲れが残りシップを買ったり、整体に行くなどしていたら結局お金も時間もかかってしまいます。
2-4.耳栓、イヤーマフ
フェスなどのライブでの音はかなり大きいものになります。
大人にとっても大きいと感じる音なので、子供にとってはなおさら大きく感じます。
子供の耳はまだ成長途中であり、その段階で大きな音を聞くと、難聴などにつながる恐れが大きくなります。
音が大きい場合は、耳栓やイヤーマフで対策を行いましょう。
また、耳への影響を考えて、お子様は前列の方へは行かないことをオススメします。
2-5.カッパ
屋外フェスなどになると、急な雨に対する対策が必要です。
フェスは傘が禁止されている場所が多いので、カッパが必須です。
お子様用のカワイイカッパもありますので、オシャレも兼ねて、一つ持っておくことをオススメします。
2-6.防寒着
野外フェスで、特に山などの場合は朝と夕方は寒くなる可能性があります。
日中との気温差が激しいなんてことはよくあります。
そんなときにTシャツだけだとかなり肌寒く感じてしまいます。
防寒対策として、薄くて羽織れる服を一枚持っていっておいた方が良いです。
2-7.帽子
日焼けと熱中症の防止に必要になります。
防止があるのとないのとではかなり異なってきます。
通気性がよく、ツバのついたタイプの帽子がオススメです。
【お役立ちアイテム関係】
2-8.ワゴン、マルチキャリー
アウトドアメーカーなどが発売している手押しタイプのワゴンは非常に便利です。
荷物を載せることはもちろんですが、お子様を載せるということもできます。
容量も結構あるので、リュックなどにたくさん荷物を入れて運ぶ必要もなくなり、体も楽になります。
2-9.テント
折りたたんで持ち運び可能な簡易テントがあれば、便利です。
子供が疲れた時に休ませたり、日焼けが気になる日差しの時に退避することができます。
荷物の保管にも最適です。
こちらは持ち運びが大変ではありますが、先ほどご紹介したワゴンや、マルチキャリーがあれば気になりません。
2-10.ウエットティッシュ
食事の際や、遊んでいる内にどこかを汚すということが出てくると思います。
その際にサッと拭けるよう、携帯用のウエットティッシュを取り出しやすいところに忍ばせておくと便利です。
2-11.おもちゃ
フェス会場とはいえ、一日中外で走ったりして遊ぶというわけにもいきません。
子供が飽きたときようにちょっとしたおもちゃを持ってき、変化をつけてあげましょう。
そうすれば子供も長時間楽しむことが可能です。
2-12.レジャーシート
休憩したり、ご飯を食べたりするときのためにレジャーシートも持って行きましょう。
野外フェスは芝生があることも多いですが、少し湿っていたりしたら芝生の上でも汚れます。
また、簡易的な椅子やお尻に敷く物などもあれば、より快適に過ごせます。
2-13.冷えピタ
思っていた以上に暑くなることがあります。
また、そんなに暑くないと思っていても長時間外にいると熱中症になる可能性もあります。
熱中症にならないためにも、冷やせるアイテムを持っていきましょう。
少ししんどいなと感じたら、日陰に隠れて冷えピタなどで冷やすと体は休まります。
2-14.日焼け止め
フェスで屋外に長時間いると、思ってた以上に日焼けします。
特に子供の場合、皮膚が薄いのでなおさら注意が必要です。
汗で流れやすいので、日焼け止めは細かく塗るようにしましょう。
2-15.汗拭きシート
子供は汗をかきやすいので、汗拭きシートやタオルで汗をこまめに拭いてあげましょう。
汗を細かく拭かないとアセモなどになってしまいます。
【飲食関係】
2-16.飲み物
フェスに行くと汗をかきますので、水分補給用の飲み物を持っていきましょう。
会場にも売っていますが、紙コップであったり、価格の高いものが多いです。
お子様の飲みやすい形状の水筒を持っていけば、無くなっても紙コップの飲料を移し替えるということもできます。
2-17.食べ物
フェス会場には屋台がたくさん出ていますが、小さいお子様の場合、食べ物に制限がある年齢の場合もあると思います。
現在では、レトルトのベビーフードなどもあり、使い切りタイプのものを持ち運ぶことも可能です。
その際に忘れがちな持ち物なのが、スプーンや前掛けなどです。
一緒に忘れずに準備しましょう。
3.まとめ
子連れでのフェスとなると、色々問題が起きるのではと少しためらってしまいますよね。
そのような場合であっても、持ち物などの事前準備をしっかりしていれば対策は可能です。
一度行ってみて子供が喜べば、家族の恒例行事としてフェスに参加ということも可能です。
子供が大きくなって好きなアーティストができ、親の好きなアーティストも参加するフェスを楽しみに行くなんてことが出来れば楽しいと思います。