【趣味が読書の面接回答例】転職合格にかなり近づくためのおすすめ例文のご紹介

転職の際の面接で、趣味は何かと聞かれたとき、読書と答えてしまう人は結構多いと思います。

取り立てて何も趣味がないとか、趣味があったとしてもちょっとその場で言うのははばかられると言った場合など、読書とう聞き心地のよい言葉を使ってその場をごまかそうとしてしまいがちです。

そういうケースが多いため、本当に自分の趣味が読書なのに、面接官にいい顔をされなかった経験があるという人もいるのではないでしょうか。

実際、趣味で読書を挙げるのは諸刃の剣でもあります。

なぜ転職で読書を挙げるのが危険なのか、みていきましょう。

1.趣味を通して面接で伝えるべき内容

趣味が読書の場合、どうしても内向的であるとか、受け身がちな性格ではないか、あるいは
本で読んだ内容ばかりで実際の経験に欠けるのではないかという憶測を許しがちです。

ではどうすれば読書であっても良いイメージを与えられるのでしょう。

たとえば、A出版社から出ているビジネス書を全冊読むのが趣味であるとか、著者Bさんの「〇〇」が好きで、それに出てくる土地を巡るのが趣味といった、読書によって得たものが現実にどう役立っているか、あるいは現実に自分の生活でどう生かされているか、具体的に相手に伝わるような伝え方がいいでしょう。

単に趣味は読書と言うよりも、面接官の興味をぐっと引きつけるような趣味の紹介方法が大切になるでしょう。

2.面接におけるオススメの本のジャンル

読書が趣味の場合、乱読する人もいればある一定のジャンルを好んで読む人もいると思います。

ここでは転職のための面接で聞かれた場合を想定しています。

そうするとやはりジャンルとしてはビジネス本、哲学書、自己啓発本と言った堅めの本がお勧めと言うことになるでしょう。

次にお勧めなのはノンフィクションや歴史小説ものです。

ミステリーやファンタジーのような柔らかめの本も悪いとは言いませんが、転職について真面目にとらえているかという点からみると、面接官に与えるインパクトが弱いと思います。

もちろん面接官が同じ嗜好の人で、話が盛り上がる可能性も否定できませんが、あまりお勧めは出来ません。

いずれにせよ、嘘をついてはいけません。

読んだこともないのに流行のビジネス本を挙げたりするのは止めましょう。

3.読書を趣味と答える場合の回答例文

では読書を趣味と答える場合はどのような回答がよいのでしょう。

「趣味は司馬遼太郎などの歴史小説を読むことです。

特に『坂の上の雲』には深く感動し、休日には舞台となった愛媛にも行ってみました。

日清・日露戦争という世界史上でも大きな戦争を、当時の日本人が必死になって乗り越えていく様が描かれていて、現代の日本に住む私も、もっと何か出来るのではないかという前向きな気持ちにさせてくれます。

それ以外の作家の歴史小説も、登場人物が非常に魅力的な作品が数多くあります。

彼らの行動の上に今の私がいると思うと、些細なことではへこたれない意志の強さを学ぶことが出来ました。」

趣味である読書が、現実にどのようにプラスに働いているかをきちんと表現できるようにしましょう。

4.まとめ

趣味が読書なのは素晴らしいことです。

せっかくの趣味なんですから、ちょっと面接官の興味を引くような言い方を工夫してみてください。

面接官も、転職に対してちゃんと準備できていると評価が上がるはずです。

頑張って転職を成功させましょう!

趣味がジョギングの場合の転職面接の回答例文も下記にご紹介しております。

よろしければご参考ください。

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