トラックドライバーの給料は本当に高い?実例をまじえてご紹介

トラックドライバー

トラックドライバーは給料が高いと言われてから長く年月が経ちましたが、現在のトラックドライバーの給料は高いのか実例をまじえてまとめてみました。

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1.トラックドライバーの給料形態

トラックドライバーはどのような給料形態かと言いますと、定期便をこなす月給制、一案件毎にいくらという歩合制、パート勤務での時給制に大きく分類されます。

月給制は一日の配送スケジュールが決まっているので、毎月の給料も同じで出勤時間や退勤時間も大体毎日同じになります。

トラックドライバーは不規則な仕事になりがちなので、定期便の仕事はどの会社でも人気があります。

歩合制はトラックドライバーに一番多い形態と言えます。

歩合制でも、完全歩合制と基本給や手当てがあった上での歩合制に分かれます。

運賃は乗っているトラックのサイズや目的地までの距離を踏まえて決められます。その運賃から燃料費や高速代金を差し引いたものが会社に入るので、更にその中からドライバーに歩合でいくらと割り振られます。

基本給がある場合には歩合が付かない仕事になるケースもありますが、逆に運賃が高い仕事をすると日当以外にも歩合が付いて給料が高くなることもあります。

月々の給料が一定にならずに、高い月があったり安い月があるなど、良くも悪くも安定はしていません。

時給制はパート勤務の方に多い給料形態です。トラックドライバーは特殊な仕事のため、定年退職してからもパートでドライバーをする方が多いです。

その他のパートの仕事よりも給料が高い傾向にあります。

2.トラックドライバーの一日

トラックドライバーの一日のスケジュールですが、運送会社の受けた仕事にもよりますが朝はかなり早くから仕事を始めることが多いです。

最初の現場が朝の8時半に指定されていて片道3時間かかるならば、単純に朝の5時半には会社を出ることになります。

事故や不意の渋滞があって遅刻になると大変なので、余裕を持って会社を出るとなると更に早く会社を出て目的地付近のコンビニなどで時間を調整します。

トラックドライバーは休憩や時間調整でよくコンビニを利用します。

理由はトラックを停車出来る場所があまりなく、必然的にコンビニを使うようになってしまうからです。

そのため、飲み物や食べ物もコンビニで調達することが多くなり、結果的に高い飲食代になってしまう場合もあります。

高速道路を使う長距離の仕事では飲食をサービスエリアで済ますことも多いのでコンビニ以上に高い飲食代になりがちです。

長距離の仕事をすると給料は高いのですが、食事の他にコインシャワーなども使わなければいけないので出費も多くなります。

大型の物流倉庫での積み降ろしの仕事では、受付をしてからずっと順番を待たなければいけません。

基本的に構内や近隣の道路が指定の待機場所になりますが、前のトラックが動いたら自分も前に進まなければならず、トラックドライバーは2時間3時間と車内で何もすることがないことも珍しくありません。

大型の物流倉庫には大型トラックやトレーラーが行くことが多いです。

コンビニなどの食料品のトラックドライバーは日勤だけではなく、夜間配送になる場合もあります。

同じルート配送でも、夜間配送の方が手当てが付いて給料は高いです。

トラックドライバーの一日の最大拘束時間は13時間以内で、一週間に2回まで最大16時間拘束出来る法律になっています。

拘束時間が長いので給料もその時間を考慮したものになっています。

待機の時間もあって勤務中ずっと労働している訳ではないので、自由とも言えますし結果的に給料が良いとも言えます。

トラックドライバー

3.トラックドライバーの収入例

トラックドライバーの収入例ですが47都道府県での平均年収は314万円から550万円と、地域差が大きくなっています。

また、年代別では経験豊富で技術もある40代50代では約400万円~約500万円、20代30代では約220万円~350万円となっていて、若いトラックドライバーは給料が高くないというデータが出ています。

40代50代になるとこなせる仕事も増えて、会社内での信頼もあるので難しくて単価の高い仕事を任せて貰えることが増えてきます。

そのため、給料の高い人が多くなるようです。

実例を挙げると、関東在住の20代の中型トラックドライバーの場合、土日休みで一ヶ月関東一円での仕事をして給料は一ヶ月20万~25万円です。

退勤は大体18時でしたが出勤は朝の5時頃で、一日の平均拘束時間は約13時間でした。

 

同じ関東在住の20代の大型トラックドライバーの場合、労働条件は全く同じでも給料は一ヶ月25万~28万円でした。

年齢が同じでも、中型トラックと大型トラックでは給料が違います。

大型トラックは見て分かる通り運転が非常に難しく、積み降ろしの際も作業量が多くなるので給料も高いのです。

このようにしてトラックドライバーの給料の高い安いは決まってきます。

4.まとめ

現代ではトラックドライバーよりも給料の高い仕事も多く存在しますが、一人で仕事をすることが多いので人間関係はあまり気になりませんし、普段なかなか行けない場所に行けたり食べ歩きが出来るなどの楽しさもあります。

給料以外の魅力も大きい仕事だと思います。

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