転職活動時に悩むことの一つとして、履歴書に書く退職理由がありますよね。
履歴書を送る企業に、正式な書き方をした履歴書を送らなければ、書類で落とされることがあります。
書類審査に通っても、正しい情報を伝えておかなければ、面接の際に困ることになります。
今回は退職理由のパターン別に、履歴書に使える退職理由の例文をまとめました。
1.履歴書の退職理由を記載する場所
履歴書の退職理由は住所欄の下の学歴・職歴欄に書きます。
書く欄が小さいので、退職理由は短くまとめる必要があります。
次からは、退職理由別の例文をご紹介いたします。
2.自己都合で退職
自分で希望して退職した場合は下記の例文になります。
平成28年 8月 一身上の都合により退職
印象を良くしたいからといって、自分で希望した退職を「会社都合」にすると経歴詐称になります。
自分で希望した退職の場合は、必ず「一身上の都合により退職」としましょう。
自己都合の退職で、やむを得ない理由の場合は、具体的な理由を書きましょう。
やむを得ない理由の場合は、短い文であっても採用側の理解もスムーズに進むので、面接などで詳しく話す手間も省けます。
下記は具体的な理由を書く場合の例文です。
平成28年 8月 結婚に伴い退職
具体的な理由は他にも下記のようなものもあります。
出産のため退職
キャリアアップのため退職
他業界へ挑戦するため退職
3.会社都合で退職
リストラ、会社の倒産、部署の閉鎖などの会社都合による退職の場合は、「会社都合で退職」という表現を使います。
会社都合による退職の場合の例文は下記になります。
平成28年 8月 会社都合により退職
4.契約期間満了で退職
派遣社員や契約社員などで契約期間が決まっており、その期間が終了した場合の例文は下記になります。
平成28年 8月 契約期間満了のため退職
契約期間の延長を断って辞めた場合も上記の書き方になります。
契約期間が終わる前に辞めた場合は、自ら辞めたことになるので、「一身上の都合により退職」となります。
5.まとめ
履歴書に書く退職理由は、書く欄が小さいので、正確な情報をコンパクトにまとめる必要があります。
また、書類審査後の面接においても大切な情報になります。
この記事が履歴書を書く際の参考になると幸いです。