転職の面接合格につなげる退職理由 回答例文8選

面接

転職時の面接で話す大事な内容の1つに前職の退職理由があります。

退職理由はほぼ必ず聞かれます。

面接者側が納得する退職理由を述べなければ、面接は不合格になります。

面接の合否に与える影響の大きい退職理由ですが、ある程度のパターンがあります。

これらのパターンをすんなり話すことができれば、転職面接の合格に近づきます。

今回は、転職時の面接に使える退職理由の回答例文を、パターン別にまとめました。

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1.退職理由のポイント

退職理由ですが、率直に話しすぎるとマイナス評価につながることがあります。

言い方、伝え方を考えて、面接者側がマイナスの印象を持たない退職理由を用意しましょう。

次章からは具体的なパターン別の回答例文をご紹介します。

2.人間関係が辛くて退職

「人間関係がうまくいかずに辞めました」と伝えると面接者側は「ウチの会社でも同じことで悩み転職してしまうのでは?」と捉えてしまいます。

人間関係を退職理由として述べることは止めましょう。

新しい職場では、新しく取り組めることや、新しい労働条件が必ずあります。
下記の様な前向きな理由に置き換えましょう。

●●を実現したいから退職しました。
●●という働き方をしたいので退職しました。(職務内容や、通勤条件や、短い労働時間など)

参考回答例文

前職は通勤時間が●●時間かかり、生活への影響が大きくなってまいりました。

そこで、通勤時間が短く、これまでの経験が活かせる御社を志望いたしました。

私はこれまでに●●という経験を積んで参りましたので、▲▲という点で御社に貢献できると考えております。

3.結婚による退職

結婚による退職の場合、面接者側は妊娠や、出産でまたすぐに辞める可能性があると捉えます。

妊娠・出産について聞かれた場合は、「しばらく予定していない」と答え、仕事に対する意欲があることを伝えましょう。

参考回答例文

結婚により、引っ越しが必要だったので退職いたしました。

結婚しても変わらず仕事を続けたいと思い、生活も落ち着きましたので、前職で経験した●●を活かせる仕事がしたいと思い、御社を志望しました。

4.介護による退職

介護による退職の場合、面接者側は介護が仕事に与える影響を心配します。

介護が仕事に与える影響が無いことと、仕事に対する意欲を伝えることが大切です。

参考回答例文

家族が●●で倒れ、介護が必要になったので退職しました。

当時、家族は一人暮らしをしていたため、しばらくは仕事を続けながら介護に通いました。

現在では近所の介護施設に入所していますので、業務に支障はありません。

また、何かあった際は近所に親類もおりますので、親類が対応してくれます。

これからは仕事に集中し、経験を活かして御社に貢献したいと考えております。

面接

5.病気による退職

病気による退職の場合、面接者側は病気が仕事に与える影響を心配します。

病気が仕事に与える影響が無いことと、仕事に対する意欲を伝えることが大切です。

参考回答例文

長時間勤務や休日出勤が続いたことで体調を崩してしまい退職しました。

静養の結果、体調も回復し、体調を崩す前と同じように働けるようになりました。

前職の●●という経験を活かし、御社では▲▲という点で貢献できると考えております。

6.Uターンに伴う退職

Uターンに伴う退職の場合は、下記の様な理由であれば、すんなりと理解されることが多いです。

  • 実家を継ぐため
  • 子供を実家や、実家近くで育てたいため

参考回答例文

兄弟がみんな独立し、実家を継ぐ必要があったので、Uターンとして退職致しました。

前職の●●という経験を活かし、御社では▲▲という点で貢献できると考えております。

7.残業、休日出勤が多いことによる退職

残業や、休日出勤が多いことをストレートに退職理由とすることは避けましょう。

意欲が低いと捉えられることがあります。

意欲を示しながら、前職の出勤状況を絡めて話しましょう。

参考回答例文

前職の業務内容や人間関係には満足していたのですが、ほぼ毎週休日出勤があったため、スキルアップの時間を満足に確保できませんでした。

前職の経験を活かしつつ、自分でスキルアップも行い、成長しながら仕事を行いたいと思い御社を志望いたしました。

キャリアアップ

8.仕事内容が合わないことによる退職

仕事内容が合わないということをストレートに言うと、面接側も採用しにくくなります。

お金儲けである以上、やりたくない仕事もする必要があるからです。

この場合、やりたいことのプロになりたいという意見を含めると前向きな印象になります。

参考回答例文

以前の勤務先では●●の外注化が進み、●●としての担当業務が少なくなりました。

一方で●●以外の幅広い業務にも取り組む機会を得ましたが、やはり●●の専門職として経験を積みたいと考え退職を決めました。

9.短期間による退職

短期間で退職した場合、前職の採用側に落ち度があることも多いですが、転職面接で前職の愚痴を言わないように気をつけましょう。

採用前に聞いていた条件と違っていたという内容や、自分としても短期間で辞めたことは不本意であるということを伝えましょう。

参考回答例文

●●として採用されましたが、実際には▲▲に配属されましたが、異動の可能性がなかったので、退職を決意しました。

●●として真摯に仕事に取り組み、査定の場で上司に希望していた▲▲への異動をお願いしましたが、引き続き●●として仕事を行うように慰留されました。

ただ私としましては、▲▲の経験を活かし、☓☓というスキルを伸ばしていきたいと考えております。

目指している道を早く選んだほうが良いと考え、不本意ではありましたが短い期間での退職を行うことにしました。

10.まとめ

退職理由は言い方を変えると、印象がかなり異なります。

自分ではマイナスと思っていた内容でもプラスの内容に持っていくことは可能です。

当記事をご参考頂き、面接対策の一助として頂けますと幸いです。

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