離乳食中後期頃からそれまでママに食べさせてもらっていた赤ちゃんも、スプーンやフォークを握る練習をする前に手づかみ食べを始めていきます。
ところで、スプーンやフォークを使えるようになったのに、手づかみ食べを続けていて悩んでいるという人もいるでしょう。
実際に私自身、2歳9ヶ月の娘を育てていますが、フォークで食べていたかと思いきや、いまだに手づかみ食べが直りません。
手づかみ食べをさせたものの、いつやめるべきなのか悩んでいるという人も多いのではないでしょうか。
今回私自身の経験も踏まえて、2歳児の手づかみ食べをやめさせる時期やその対処法について紹介していきたいと思います。
1.2歳児が手づかみ食べをする理由
手づかみ食べが習慣になっている場合、フォークやスプーンを使っていても手づかみ食べが続くことがあります。
個人差があるのではっきりとしたことは言えませんが、手掴み食べが好き!という子は2歳を過ぎても続くことが多いようです。
また、スプーンやフォークがうまく使えない場合もありますね。
手づかみ食べのほうが食べやすいという理由で、つい手で持って食べてしまうんです。
2.2歳児の手づかみ食べはいつ頃やめさせるべき?
早い子では、1歳を過ぎたころからスプーンやフォークの練習を始めます。
子供によって違いますが、2歳ともなるとほとんどの子はスプーンやフォークでご飯を食べることができるようになりますね。
しかし、この時期になっても手づかみ食べが続く場合、ママとしては「うちの子は大丈夫?」と心配になることもあるでしょう。
ちなみに我が家では、2歳の娘は、スプーンやフォークでも食べますが、時々やはり手でつかみ食べをしているのが以前から気になっていました。
保育園に行くようになり周りの子供たちは上手にフォークやスプーンで食べていてがっつり手づかみ食べをしているのは、わが子だけ。
「え~。どうしよう・・。」と心配になってしまいました。
手づかみ食べは無理してやめさせる必要はないとも言われますが、子供に食事のマナーを覚えてもらうという意味でも、遅くとも3歳頃までには、卒業できるといいですね。
3.2歳児の手づかみ食べをやめさせる方法
手づかみ食べを自然にやめてもらうようにするためにはどうしたらよいのでしょうか。
まずは、フォークやスプーンで食べることを促してみましょう。
我が家の場合、手づかみ食べをしそうになったら、「フォークやスプーンで食べてね。」と伝えています。
そうすると娘もハッと気づいてすぐにフォークを手に持ってくれますね。
今はそうやって少しずつフォークやスプーンで食べるように練習しています。
上手に食べることができたら、オーバーなくらい褒めていますね。
そうすると娘も嬉しそう。
やる気にもつながっていますよ。
もう一つは手づかみ食べのメニューを作らないこと。
離乳食中後期以降は、手づかみ食べがしやすいようにおやきや小さくにぎったおにぎり、スティック野菜などを食べさせていたという人も多いですが、そういったメニューがあると子供もつい手を伸ばしてしまいます。
また、フォークやスプーンがうまく持てない場合、持ちやすいものに変えたり、ママが持ち方を教えてできたら褒めてあげることを繰り返しましょう。
4.まとめ
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手でつかんで食べるという行為は、子供の食べる意欲を促します。
食材の触り心地など様々な情報を手で認識していて、手づかみ食べは子供の成長に欠かせない行為なのです。
しかし、成長するにつれて今度は、食べるときのマナーを教えていく必要がありますよね。
いきなりやめさせるというのは、子供にとっても酷なことです。
なぜダメなのかということをいかにうまく伝えていくかがポイントです。
「綺麗に食べてくれたらごはんも喜ぶよ~」など声掛けを工夫できるといいですね。
今回紹介した内容をぜひ参考にしてみてください。