転職の際に気になることの一つとして、転職回数は一般的に何回までなら認められるのかということがあります。
複数回転職を行なっている方はもちろん、初めての方も次の転職先が良いとは限らないので、転職回数は気になりますよね。
この転職回数ですが、そもそも数え方はどうするのでしょうか?
3つ目の会社に入社した場合、転職回数1回となるのか、4回となるのかよくわかりません。
転職回数は一般的には、多くない方が良いとされてます。
実際のところ、何回くらいまでが限度になるのでしょうか?
また、この転職回数はごまかすことができるという人もいらっしゃいますが、実際のところどうなのでしょうか?
転職回数が増えると応募者側は色々と気になりますが、面接官も同じです。
転職回数が多いとそのことについて面接で触れられます。
この様な場合、それに対しての対策も必要です。
転職回数が多くても対策をしっかり取れば、合格に持っていくことが可能になってきます。
今回は、転職回数の数え方、限度の回数、転職回数をごまかすことはバレるのかについてと、転職回数が多い場合でも転職成功が出来る理由についてまとめてみました。
目次
1.転職回数の数え方
転職回数ですが、これまでに在籍した会社の数から1を引いた数になります。
これまでに4社に在籍したのであれば、4から1を引いた3が転職回数になります。
転職回数=在籍した会社数-1
転職回数の数え方として、最初に座席した会社はカウントしないということになります。
ちなみにアルバイトは職歴とみなされることは少ないため、転職回数には含めないというのが一般的です。
履歴書にも記入しなくて良いとされています。
ただし、次の職種に活かせそうな経験や、職歴のブランクが長くなってしまう場合は、アルバイトの経験も記入しておいたほうが良いケースもあります。
2.転職回数の限度
転職回数は3回を超えると多い印象を受ける会社が多くなります。
明確な限度というものは存在しておらず、採用側の会社の考え方や、応募者側の事情によって異なります。
転職回数が多いと必ず不利になるという訳ではありません。
転職回数が多い場合、その事実を消すことは出来ないので、その時点からどのように動いて行くかを考え、転職成功に向けた動きを考えていくことが大切です。
3.転職回数が多くても成功する理由例
①転職先の基準で転職回数が関係ない
転職先によっては、転職回数を気にしないという会社があります。
そのような会社は下記のような理由から、転職回数を気にしない場合があります。
- 転職回数の多い社員を採用したら、仕事の出来る社員に育ったことがある
- 会社の上層部は転職回数が多い
- 転職回数を気にしていたら、人材が集まらない
②キャリアが転職先の欲しい人材に一致している
転職回数が多くても転職先が求めているようなキャリアを積んでいる人物であれば、採用してもらえる確率は上がります。
転職をする場合は、キャリアが積み上げられるかどうかも判断しながら進めると、仮に再び転職することになっても有利に進められることがあります。
逆に言えば、転職回数が少なくても、全く異なる業種の違う職種につく場合は転職が難しくなります。
ただし、年齢が若ければその限りではありません。
4.転職回数をごまかすことはどうなのか?
転職回数が多い方は、その事実だけで採用が難しくなるのではないかと不安になると思います。
出来れば転職回数をごまかしたいという気持ちも分からなくはありません。
実際にごまかすと会社にはばれるのか気になりますよね。。
結論から言うと、調べればわかるそうです。
年金手帳にも年金の記録があり、それを見れば年金の種類や、年金がいくらの給料に対してかかっているのかが月別にわかります。
転職回数をごまかす方も中にはいらっしゃいますが、私はごまかすことはおすすめ出来ません。
採用担当者と事務処理の担当は異なる会社が多いため、転職回数が採用担当者にまで話が行くことはあまりありませんが、バレたときにどうなるのかがわかりません。
経歴詐称でクビになったと言う話はあまり聞きませんが、ごまかすことはやめておいた方が良いでしょう。
では、転職回数が多い場合はどう進めるかですが、転職せざるを得なかったという説明がきちんと行えるようにしておくことが大切です。
意外と転職回数に対して、論理的に説明でき、応募先への志望理由が明確になっておけば転職面接はうまく行くことが多いです。
転職回数が多い場合の転職は、これまでのキャリアが活かせる仕事に応募することが合格には必要な条件です。
5.まとめ
転職回数の限度というのは、その人の状況や会社側の希望により異なるということがわかりました。
転職回数の多さに悩んでいるかたは、自分なりの攻め方を組み立てていけば、合格につながる道筋が作れることもあると思います。
ただ、転職回数をごまかすことはおすすめできません。
当記事を参考にして、自分やご家族の幸せのために転職が成功することをお祈りします。