洋楽には今も昔もカッコ良いロックバンドが沢山いますね。
ただ、ロックに馴染みのない方はどのバンドを聴いたら良いか迷ってしまうと思います。
そこで、今回は洋楽でおすすめの王道ロックバンドと、王道じゃないけどおすすめの洋楽ロックバンドをいくつか紹介してみます。
目次
1.洋楽でおすすめの王道ロックバンドはこれだ
1-1.ロックの原点的存在、ザ・ビートルズ
洋楽邦楽問わずロックを語る上で欠かせないのが、「ザ・ビートルズ」です。
ザ・ビートルズは1962年のデビュー以降、発売したアルバム12作のうち全英チャートで1位を獲得したアルバムが11作を記録する等、その功績によって現在でもロックの王道と呼ばれています。
ギネス・ワールド・レコーズからは「最も成功したグループアーティスト」に選ばれ、音楽誌「ローリング・ストーンの選ぶ歴史上最も偉大な100組のアーティスト」でも1位に選ばれたザ・ビートルズは、後に王道ロックバンドの枠を超えて大きな名声を手に入れました。
メンバーのジョン・レノンとジョージ・ハリスンがすでに他界しているので再結成は事実上不可能ですが、「Let It Be」等の名曲達は今も世界中でファンに愛されています。
日本でも洋楽アーティストとしては珍しく、今でもテレビ番組やCMでザ・ビートルズの曲が使われているので、ザ・ビートルズをよく知らない世代にもその楽曲は届いています。
私はザ・ビートルズのおすすめの曲に「Let It Be」を挙げます。
何十年経っても変わらないこの楽曲の素晴らしさと評価を感じて下さい。
1-2.アメリカの東海岸出身のハードロックバンド、エアロスミス
次におすすめするのが、1973年にデビューした王道ハードロックバンド「エアロスミス」です。
エアロスミスはドラッグが原因で一時メンバーの脱退劇があったものの、現在でもオリジナルメンバーで精力的に活動している洋楽では数少ないバンドです。
グラミー賞などの賞も次々と獲得していくだけなく、日本でもその人気が絶大で、1998年には洋楽アーティストとして初となる4大ドームツアーを成功させました。
バンドの事を知らない方でも、映画「アルマゲドン」の主題歌「I Don’t Want to Miss a Thing」を聴くとエアロスミスが分かると思います。
ボーカルのスティーブン・タイラーのパワフルな声は全く衰えを見せず、常にベストな状態のエアロスミスを見せてくれる所も高評価です。
そして、おすすめの曲にも「I Don’t Want to Miss a Thing」を挙げます。
唇を震わせてしまう程の感動が味わえるかも知れません。
1-3.どこまでもポップ、グリーンデイ
次におすすめするのは1994年にメジャーデビューした王道パンクロックバンド「グリーンデイ」です。
パンクバンド初となるグラミー賞の「最優秀レコード賞」を獲得するなど、パンクロックシーンを牽引い続けるグリーンデイの評価は高まる一方で、2015年には「ロックの殿堂」入りを果たしました。
2000年以降はパンクロックからロックンロール寄りの楽曲にシフトチェンジしていますが、その楽曲のクオリティの高さは健在ですね。
日本でも「ミュージックステーション」に出演するなど、洋楽アーティストながら根強い人気があります。
グリーンデイのおすすめの曲には「Revolution Radio」を挙げます。
2.洋楽でおすすめの王道じゃないロックバンド
2-1.進化し続けるミクスチャーバンド、リンキンパーク
ここからは王道じゃないけどおすすめの洋楽ロックバンドを紹介していきます。
まず紹介するのは、2000年のデビューと共にスターへと駆け上がったモンスターバンドの「リンキンパーク」です。
1stアルバムの「Hybrid Theory」がビルボード・アルバムチャートにいきなりランクインし、現在ではその出荷数は2000万枚に達したと言われています。
日本でもHybrid Theoryは売れました。
以降、ハードなギターサウンドとラップを取り入れた洋楽のミクスチャーバンドとして人気になり、続く2ndアルバムの「Meteora」も日本を含め世界中で1000万枚を超える大ヒットになりました。
その後はアルバム単位で大きく曲調を変更することもあって賛否両論巻き起こりましたが、現在もミクスチャーバンドとして世界中で活躍をしています。
そんなリンキンパークのおすすめの曲は「Numb」です。
アプローチ的にはロックの王道とは言えないかもしれませんが、この楽曲の素晴らしさは秀逸ですね。
2-2.世界最強のロックバンド、レッドホットチリペッパーズ
次におすすめするのは、1984年にデビューした「レッドホットチリペッパーズ」です。
幾度となくメンバーチェンジを繰り返しながらも、破天荒なライブパフォーマンスとファンクを軸にしたリズミカルなロックは世界中のファンを虜にし、現在も世界中でライブを繰り広げています。
メンバーの演奏技術が極めて高いことも有名で、ベースのフリーは「All Music Guide」から「史上最も才能豊かなロックベーシストの一人」と賞賛されています。
日本では大型ロックフェスに頻繁に出演するだけでなく、洋楽アーティストとして異例となる、映画「デスノート」の主題歌を前編後編と続けて担当したことも記憶に新しいですね。
そんなレッドホットチリペッパーズのおすすめの曲は、デスノートの主題歌にもなった「Dani California」です。
レッドホットチリペッパーズの楽曲の中では一番王道のロックに近いテイストの楽曲になっています。
3.まとめ
今回は洋楽でおすすめの王道ロックバンドを3つと、番外編として王道じゃないけどおすすめの洋楽ロックバンドを2つ紹介しました。
王道ロックバンド編はあえてジャンルを少しずらして紹介してみたので、もし気に入ったら他のバンドにも視野を広げてみると面白いかもしれません。
今回紹介したバンドは、どのバンドも世界的な知名度と売り上げを誇る素晴らしいバンドなので、是非一度聴いてみて下さい。