上司や先輩に誘われて食事に出かけると「今日は俺の奢りだ!」ということもあるのではないでしょうか。
奢りであることをすぐに受け入れていいものかどうか悩んでしまうときもありますよね。
そこで、奢ってくれる人に喜ばれる奢られ方について考えてみました。
1.払う気持ちがあることを見せる
「今日は奢るよ」と言われた時、すぐに「ごちそうさまです!」と答えるのはできるだけ控えましょう。
もちろん奢ってくれる方との間柄にもよりますので、絶対NGとは言いません。
いつも奢ってくれる上司や恋人であれば、素直に「いつもごちそうさまです」でもいいでしょう。
しかし、初めての「奢り」の場合は「ごちそうさまです」の前に一拍おいた方がいいです。
具体的には「申し訳ないので私にも払わせてください」と言ってカバンからお財布をだしましょう。
「奢るよ」から割り勘になることはまずないでしょうが、もしかすると「じゃぁ1,000円だけお願い」と言われる可能性もありますので心に留めておきましょう。
2.支払っている姿を見ない
こちらも払う気持ちがあることを見せても「いいよいいよ、奢るから」となった場合には、支払いの金額や支払い方法などを見ないようにするのがマナーです。
といっても先にお店を出てしまうのはNG。
奢ってもらうことが決まった時点で少し後ろに下がり、金額などが目に入らないようにしましょう。
奢ってくれる方以外に同席者がいる場合も、支払いの間は話をせず静かに待ちましょう。
自分が支払っている間に他の人が盛り上がっているのを見て、いい感情を抱く人はいないですからね。
いつもごちそうしてくれる相手であれば、宴席の終わりが近づいた時にあえてトイレに立つのもおすすめです。
そうすることで、席を立っている間にスマートに会計を済ませてくれるでしょう。
3.必ずお礼を言う
奢ってくれた方には必ずお礼を言いましょう。
「ごちそうさまでした」に加えて、「とても美味しかったです」のように料理の感想をつけくわえてもいいですね。
奢ってもらった直後にお礼を言うのはもちろんですが、後日重ねてお礼を言うようにするのもおすすめです。
週末にごちそうになった場合には、休み明けに会った時に「先日はごちそうさまでした」と伝えることができるといいでしょう。
また、その際にコーヒーやお菓子などちょっとしたものを差し上げると喜んでもらえそうです。
4.まとめ
奢ってもらうときのマナーについて考えてきました。
- 支払う気持ちがあるところを見せる
- 支払っている姿を見ない
- 奢ってもらった直後や、後日にお礼を伝える
これらのポイントに気を配りながら「奢ってよかった」と思ってもらえるようにふるまいましょう。