【看護師の仕事】何科が楽とかはある?診療科別の働きやすさについて

看護師

これから看護師を目指しているという人や、転職を考えているという人は、楽な科って何科なんだろう〜と気になりますよね。

看護師としての基本的な仕事内容はどこの科でも共通していますが、診療科によって働きやすさが違ってきます。

今回は、診療科ごとの看護師業務や楽な科について紹介していきますね。

スポンサーリンク
レクタングル(大)

1.診療科別の看護師の業務

看護師としての基本的な仕事はどこの科でも共通していますが、各診療科の特徴によって、看護師の業務はさまざまです。

実に多くの診療科が存在しますが、代表的な科での看護師業務について紹介していきますね。

整形外科・・・術後の日常生活動作の介助、痛みのコントロール。術後は手足を動かすことができない場合が多いので、介助に体力が必要。ナースコールが多く、忙しい。

消化器内科・外科・・・がんの患者が多く、化学療法や放射線治療の知識が必要。内視鏡検査や手術が多く、術前準備や術後管理で忙しい。

循環器内科・・心筋梗塞や狭心症、不整脈の人が入院。他の科との違いはほとんどの患者が心電図モニターを装着していて、モニターチェックが必須。検査に行くのも看護師が付き添わなければいけないことが多く、業務を終えるのに時間がかかる。

心臓血管外科・・・集中治療室での管理を終えた人が入院。心臓の手術を控えた人も入院する。病床数は少なく、自立している人が多ければ、定時で帰れることも。

※病院によって異なります。

婦人科・・卵管形成や子宮筋腫の日帰り手術が多いので、患者の出入りが激しく、入退院の記録に追われる。入院してすぐに手術となるため、患者の情報を速やかに覚える必要あり。また、がんの患者も多く、化学療法や放射線治療の知識も必要。

産科・・助産師や医師がお産に立ち会い、看護師は産前産後のケアに当たる。お産はいつ起こるか予測ができないので、場合によっては呼び出しがあることも。

眼科・・術後管理が主。糖尿病性の網膜症の人も多く、血糖測定やインスリンの知識が必要。夜間のナースコールは少なめ。

精神科・・精神疾患を持った人とのコミュニケーションに慣れるまでは大変。手術などはほとんどなく、医療行為は少なめ。

この他にも、診療科はまだまだありますが、代表的なものをあげてみました。

参考になれば嬉しいです。

2.楽をしたい人向けのおすすめの診療科は何科?

今の職場がきつい!とりあえず楽な科に行きたい!そう考えている人もいるでしょう。

そんな人にオススメしたいのは、眼科です。

手術の範囲は狭く、術後管理もそこまで大変ではありません。

糖尿病性網膜症の人が多く、血糖測定やインスリン注射が多いのも特徴です。

夜間のナースコールも他の科に比べると少なめです。

病院によって差はありますが・・。

もう一つは精神科です。

医療行為はほとんどありません。

そのため、緊急入院などがなければ残業なしで帰れることもあります。

バイタルサイン測定や服薬管理、リハビリなどが主な業務になりますね。

点滴や採血、術前準備などで走り回ることがないので、楽をしたい!という人にオススメです。

3.まとめ

病院の規模や患者や看護師の数によっても忙しさは変わってきますが、楽な診療科を見分けるポイントは、医療行為が多いかどうか、入退院が多いかなどがあげられます。

医療行為が多いとやはり忙しいと感じますね。

患者の出入りが多いとそのたびに情報収集や説明なども行う必要があるので忙しく感じるでしょう。

これから看護師になる人や転職を考えている人の参考になればうれしいです。

下記では診療科別の給料の高さについてご紹介しております。

よろしければご参考ください。

【看護師の給料】何科が最も高い?

スポンサーリンク
レクタングル(大)
レクタングル(大)

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする