【年の差婚の現実】夫婦円満のポイントとは?

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芸能ニュースなどでたびたび目にする年の差婚。

一般には5~10歳以上離れていたら「年の差婚」と言われるそうです。

年の差婚についての賛否を特集するサイトも多く存在し、注目される結婚のカタチです。

以前に年の差婚の結婚式をする場合のコツについてお伝えしました。

【年の差婚の結婚式】失敗しないための問題点とポイントとは

今回はそんな年の差婚の理想と現実、夫婦円満のポイントについてご紹介したいと思います。

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1.年の差婚の現状

近年では、5歳以上離れている夫婦はそう珍しくありません。

大手結婚情報サイトによる調査では、年の差カップルの4~5割が職場や仕事先で出会い、同い年に比べて婚約までの期間が短いという結果が得られています。

頼りになる先輩を魅力的に感じたり、後輩のひたむきな姿勢に心を打たれたり、仕事を通して相手に惹かれるパターンが多いようです。

また、年の差カップルでは、付き合う時点で結婚を意識していることが多いようですので、婚約までスムーズに進む傾向があるようです。

2.年の差婚に抱く理想

近年では、福山雅治さん(48)・吹石一恵さん(35)夫妻、DAIGOさん(39)・北川景子さん(31)夫妻など、ビッグカップルの年の差婚が話題になりましたね。

そんな芸能界からの影響もあり、年の差婚に憧れる方もたくさん居るかと思います。

そんな憧れの年の差婚ですが、具体的にどんなメリットがあるのでしょうか?

2-1.精神的な安定

パートナーが年上の場合、年齢の離れた分だけ社会経験があります。

良い経験だけでなく、苦い経験もされているので、パートナーが人生の選択に迷った時は、自身の経験を基にアドバイスしてくれるかもしれません。

また、年齢分だけ異性の扱いにも長けていることが多いため、年下のパートナーを上手く甘やかしてくれそうですよね。

年上ならではの大きな包容力も魅力的です。

パートナーが年下の場合、素直で一生懸命な姿が愛らしく、癒しの存在となることも多いようです。

また、「頼られる=自分に価値がある」と感じる方もいるため、パートナーの存在によって自分自身の存在意義を感じるという人もいるようです。

2-2.経済的な安定

パートナーが年上の場合、同世代に比べて収入が高い場合が多いため、経済的に余裕のある状態で結婚生活がスタートできます。

結婚は、生計を共にするということですから、お金に苦しまなくていい状態は非常に魅力的ですよね。

2-3.若々しさを保てる

パートナーが若いと、自分も若い気持ちでいられます。

結婚して毎日一緒に過ごしていると、お互いの価値観が似通ってきますので、考え方や物事を若い視点で捉えることが可能になります。

気持ちが若いと見た目も老けにくくなりますので、精神面・身体面の両方から若さをキープできるメリットがありそうですね!

3.年の差婚の現実

年の差婚にはたくさんのメリットがありますが、デメリットも存在します。

どうしてもメリットばかりが注目されますが、後々になってデメリットの部分が問題になり、最悪の場合は離婚…という夫婦も現実に存在しています。

いつまでも仲睦まじい夫婦でいるために、結婚前にしっかりとデメリットを把握し、2人で問題を乗り越えていきましょう!

3-1.不妊や障害児のリスクが高い

女性は35歳頃から妊娠力が顕著に下がるというのは、結婚を考えるアラサー女性の間では、常識と言っても過言ではなくなってきた知識です。

女性の妊娠は年齢の影響を受けやすく、35歳前後から妊娠率や流産率が徐々に上がります。

また、母体の年齢が高齢になるほど、ダウン症などの障害のリスクも高くなると言われています。

しかし、年齢の影響を受けるのは女性だけではありません。

近年の研究では、男性でも35歳ころから「精子力=妊娠させる力」が落ちることがわかってきました。

女性と同じように、男性も高齢になるほど、不妊や障害児のリスクが上がってしまいます。

3-2.相手の定年による収入格差

「子どもをつくる」よりも大切なのが「子どもを育てること」です。

定年を迎える60歳までに、子どもが4年制大学を卒業するには、38歳までに子どもを産む計算になります。

どちらかがこの年齢を超えている場合、子どもが大学を卒業する前にリタイアしてしまうため、子どもが社会に出る前に収入が大きく減ってしまうことが予想されます。

世帯収入と幸福度の相関関係については、収入が高いほど幸福度が高い傾向にあるという結果が様々な調査で明らかになっています。

どちらかに経済的な負担がかかり、関係が冷え切ってしまうなんてことも現実にあるようです。

3-3.相手の介護の心配も

結婚を意識したお付き合いの場合、相手の家族のことも考えなければなりませんよね。

パートナーとの年齢が離れているということは、その分パートナーの両親も高齢となり、介護を覚悟した上で結婚をする方も多いかもしれません。

ここで忘れがちなのが、パートナーの介護についてです。

育児や義両親の介護がひと段落した頃に、パートナーの介護が始まるなんてケースもあり得ます。

4.夫婦円満のポイント

理想や憧れだけで安易に結婚を決断してはいけません。

しかし、愛し合う2人が年齢差のせいで結ばれないのも悲しいですよね。

年の差夫婦がいつまでも仲良く暮らすためのポイントは以下の3つです。

  • 対等な関係をつくり、お互いを支え合う
  • 年齢による身体の変化を理解する
  • 収入減少を想定し、計画的に備える

年上だから・年下だからではなく、パートナーの本質を尊重した関係を心掛けてください。

そして、年齢差が原因で生じる問題は、早い段階から対策しておくことをおすすめします。

ありふれた言葉ではありますが、「結婚はゴールではなくスタート」です。

年齢差を有利にするか、不利にするかは当事者次第ですので、2人で納得のいくライフプランをじっくり立ててくださいね。

5.まとめ

結婚はギブ・アンド・テイクです。

年の差婚では、相手との年齢差による目先のメリットだけでなく、この先どのようなライフイベントがあるのかを想定し、それを2人でどう乗り越えていくか、自分がどう支えていくのかを、早めにプラン立てし、備えておくことが、円満に暮らす秘訣かもしれません。

理想と現実のギャップを減らし、いつまでもパートナーを思いやれる関係でいたいですね。

【参考サイト】

ゼクシィ カップルの本音通信 http://zexy.net/mar/edit/honne/vol61.html

一般社団法人日本生殖医学会 http://www.jsrm.or.jp

男性不妊バイブル http://maleinfertility.jp

平均年齢JP 年収別幸福度指数 http://heikinnenshu.jp/tokushu/koufukudo.html

女性の美学 http://josei-bigaku.jp

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