塾で講師として数学を教えたことはありますか。
数学は中学に入ってから学ぶ教科ですが、いきなり難しくなって嫌いになる子が非常に多い教科でもあります。
本来なら小学校の算数から中学校の数学にスムーズにつながるのが理想なのですが、なかなかそういうわけにはいきません。
数学が苦手な生徒に数学を教える時、必ず知っておくべき重要な内容をお伝えしていきます。
1.数学の教え方の重要性
塾で数学を教える時には、相手が必ずしも数学が得意ではなかったり、数学に対して苦手意識を持っていることが多いことを理解しておきましょう。
上から目線で「こんな問題も分からないの」といった態度をとると生徒をますます追い込んでしまいます。
数学が出来なくて困っている子はおそらくそれまでにも数学を教わった経験があるはずです。
それにも関わらず結局数学ができないのですから、その教え方はその子にはあっていなかったのでしょう。
困っている生徒にまずは数学に対する恐怖心を取り除いてやることが必要です。
生徒は自分が数学ができないと思い込んでいますから、その数学に対する恐怖心を取り除いてやれば問題にも取り組みやすくなるはずです。
問題を自分で解けるようになれば、塾の目的であるテストで良い点を取るということも達成されやすくなるでしょう。
数学ができない子は、まず何をやっていいかわからず、突拍子もないことをやりだしたりしがちです。
そういう時は、まず始めから、その数学の問題は何を答えとして求めよといっているのか、そのためにどんな公式が必要かを説明してあげましょう。
何をしたらいいのか分からないという生徒には、まずは公式という武器を持たせて、それで解ける問題を解かせてみるのも大事です。
2.数学の教え方のコツ
相手がどこで詰まっているかがわかれば、そこから逆算して、その生徒のレベルに合わせて簡単なところから教えてあげるのが良いでしょう。
例えば二次関数の多くの問題は、要するにグラフをどのように読み取るかという問題の読み替えです。
あまりにもたくさん練習問題があるとなかなか生徒はやりたがりませんが、どこをどう言い替えるとその問題が簡単になるのか理解すればより早く進むでしょう。
数学が得意な子供であれば全く問題なく適宜難問を与えてやれば自分で解くことに夢中になってくれるはずです。
時には数学で面白い解法があったら披露してあげると喜んでくれます。
簡単なものでは因数分解をさっと解いてみたりするのもよいでしょう。
3.まとめ
数学を塾で教えるということはなるべく点を挙げるということです。
その生徒の弱点を探り解きほぐしてあげてください。
教え方が上手になれば、生徒から「数学が好きになった」といってもらえるかもしれませんよ。
国語、英語についての教え方が気になる方はこちらをご覧ください。