妊婦さんの中には実家に里帰りをして出産するという人も多いです。
里帰り出産では、妊娠中から出産する病院を選ぶ必要がありますよね。
実際に見学に行くのもなかなか難しかったりどういう基準で決めたらいいのか分からない!という人も多いのではないでしょうか。
私自身実際に里帰り出産を経験し病院選びにはとても悩みました。今回は私自身の経験も踏まえてお話していきたいと思います。
1.家から近い病院を選ぼう!
まずポイントとなるのは家から近いかどうかです。
お産となったときに誰かに病院まで連れて行ってもらえますか?
もし実家の家族に連れて行ってもらう場合でも近いほうが安心ですね。
お産のスピードには個人差があり、初めてだからまだ時間がかかるだろうと思っていたらあれよあれよと陣痛がきてお腹の赤ちゃんがもう少しで出そう!ということも実際に起こり得ます。
中には病院まで間に合わずタクシーや車の中で出産したという人もいるんです。
周りにスタッフがいない中でのお産はとても危険。
このようなことを考えると家から近い病院だと安心です。
少なくとも車で10分~15分以内の場所を探してみましょう。
2.小さい病院はスタッフが手薄になることも!
規模が大きな病院の雰囲気はどこか殺伐としていて、ゆっくり自分らしいお産をしたいという人は満足のいくお産の形をとれない場合もあります。
いっぽう小さな個人病院のようなところのほうがゆったりした雰囲気なこともありますが、肝心なときにスタッフ不足で妊婦さんが我慢をしたり辛い思いをすることもあるんですね。
実際に私自身、大きな病院でのお産は希望せず、小さな個人病院で出産しましたが、ちょうど満月でお産ラッシュのために看護師さんなどの人手が不足し、陣痛の合間にお水を飲みたかったけれどナースコールをしても誰も来てくれず、喉がからからの状態でお産を迎えることになりました。
また、産後も体中が痛く、トイレに行くのも一苦労でしたが、看護師さんがとても忙しそうでなかなか呼び出しにくかったのを覚えています。
このように個人病院だとただでさえ少ない人数で業務を回しているのに、出産ラッシュが重なれば大変です。
こういうことを考えるとある程度規模の大きい病院のほうがスタッフ数が多いというメリットはありますね。
3.まとめ
家から近いかどうか、看護の質などさまざまな項目はありますが、一番大切なのは妊婦さんがどんなお産をしたいかということです。
これをバースプランと言いますが、病院によってお産のスタイルはさまざまで、その中でも妊婦さんの希望をくみ取ってくれる場所もあるので、病院に直接聞いてみるとよいでしょう。
また可能であれば里帰りをしたタイミングでもよいので見学に行くのがおすすめです。
今回紹介した内容をぜひ参考にしてみてくださいね。
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