仕事を実際に行うと、記憶力の良さなどより要領よく仕事することの方が大切であることを痛感しますよね。
「要領よく仕事するように」と言われても、要領が悪い人にとっては漠然とし過ぎていて、原因も分からずにどうすれば良いのかわからないと思います。
私も要領が悪い方なのですが、「要領よく仕事するにはどうすればよいか?」ということを学んで実践してきました。
そうすると要領の悪さは改善されていきました。
要領よく仕事するために必要なこととして、要領が悪い原因とそれらへの改善方法を3つにまとめました。
1.仕事を難しくとらえ過ぎている
1-1.原因詳細
新しい仕事に取り組む場合などにおいて、仕事に対するイメージが先行して、本来の仕事内容以上に難しいイメージを作り上げていることがあります。
こうなってしまうと慌てたりして、無駄な失敗を起こしてしまいます。
真面目に仕事をこなそうとする人ほど、このような傾向にあります。
1-2.対策
仕事で求められる結果・目的・取り組むのに必要な作業時間をとらえてから、自分がやるべき仕事に取りかかりましょう。
自分にとっては初めてでも、先輩方が既に行っている仕事に取り組む場合は、必要事項の確認を取り、仕事に取り組みましょう。
他の人に出来ている仕事なのだから、自分にも出来る能力が必ずあると考えて下さい。
このようにとらえると仕事に積極的になり、冷静に仕事をこなせるようになります。
2.仕事に優先順位が付けられていない
2-1.原因詳細
仕事に優先順位を付けなければ、今必要な仕事を後回しにしてしまい周りからの評価が下がります。
要領が悪い人は全ての仕事を同時に全力でこなそうとしがちです。
こうなるとやるべきことが凄くたくさんあるように思えて慌ててしまい、さらにミスを起こし、無駄な時間を発生させてしまいます。
2-2.対策
仕事に取り組む前に、優先させる仕事を明確にしましょう。
自分で考えてもわからない場合は、自分の考えとともに先輩・上司に確認をとりましょう。
その際は「○○から取り組もうを思いますが、問題ないでしょうか?」という形の聞き方がよいと思います。
状況にもよりますが、いきなり「何をすれば良いですか?」などと聞くと何も考えていないととらえられることがあります。
3.休息が足りていない
3-1.原因詳細
要領が悪い人は頑張りすぎる人が多いです。
頑張り過ぎる人は休息をとらずに仕事を進めがちです。
要領よく仕事するには休息も必要なことになります。
人間の集中力・エネルギーには限界があり、朝起きた瞬間から寝るまでの間に減り続けます。
また、集中する時間が長ければ長いほど、消耗具合も大きくなります。
このような状態になると1.や2.にでご紹介した対策を試す余裕もなくなります。
3-2.対策
仕事合間に休息を取りましょう。
休息をとることで集中力・エネルギーの消耗具合が少なくなります。
休息を取ることが難しい場合、合間に簡単な仕事を入れるようにしましょう。
また休日はしっかり脳と体を回復させましょう。
寝て過ごすことだけでなく、仕事以外で体を動かすことや、趣味を行う、大切な人とゆっくり過ごすことも回復につながります。
休息日が取れない場合は、体調不良や家族の用事など適当な理由をつけて、体と脳を休める日を必ず作って下さい。
4.まとめ
細かく記載すると対策の種類はもっと多くなりますが、要領が悪いと思う場合は、まずは今回記載の3原因への対策を徹底して下さい。
要領よく仕事をしている人を観察するとこれらを実践している人がかなり多いです。
いざ続けるとなると3つだけでも大変ですが、続けるとかなりの効果が見込め、要領よく仕事する人に変わっていけます。