木の加工時などに出るおがくずってありますよね。
「おがくず」の「くず」は分かりますが、「おが」とは何なのでしょうか?
また、漢字や英語での表記もあるのかよく分かりませんよね。。
何気なく使っている言葉ですが、少し考えてみると分からないことが出てきます。
また「くず」と言えど原料は純粋な木なので、実はおがくずには様々な価値ある再利用方法が存在します。
この有効な再利用方法を知ると欲しくなる方も出てくると思います。
今回はおがくずの「おが」の意味、漢字や英語での表記、有効な再利用方法、おすすめのおがくずの販売先についてご紹介いたします。
目次
1.おがくずとは?
1-1.おがくずとは?
おがくずとはのこぎりなどで木材を切った時に出る木屑になります。
おがくずは漢字で書くと、「大鋸屑」となります。
鉋(かんな)で加工したくずはかんなくずとも呼ばれますが、大きくはおがくずにも含めます。
大鋸とは切り出した木を板にするために使われるのこぎりのことで、歴史は古く、室町時代から使われるようになった道具になります。
大きさは通常のノコギリより大きくなり、刃も大きくなります。
1-2.おがとは?
大鋸(おが)を使った際に出るくずだからおがくずと呼ぶようになりました。
現在では、大鋸屑あまり使われずに、機械で動かすのこぎりを用いて、板にしています。
大工さんが使うノコギリが造作材(家などに使う部材)を切り出す道具になり、大鋸は丸太などから板などの材料を切り出す道具になります。
2.おがくずを英語で言うと?
おがくずを英語で表すと「sawdust」となります。
「saw=ノコギリ」と「dust=屑」の組み合わせになるので、日本語と英語の「おがくず」の由来はほぼ同じです。
3.おがくずの有効な使い道
3-1.昆虫、小動物の巣
カブトムシ、クワガタの虫かごに入れたり、ハムスターや、ウサギなどのゲージ用として動物や昆虫の巣としての使い道があります。
おがくずの中でもヒノキには消臭効果、カビがつきにくいなどの作用があるので、このようなペットの巣に特に適しています。
ペットの皮膚病に悩まれている方が、ヒノキのおがくずを利用するようになってから症状が改善したという事例もあるそうです。
3-2.虫除け
木材の種類にもよりますが、ヒノキなどには虫が嫌う成分が入っているので、クモやムカデ除けとしての使い道があります。
クモの巣が張られて困る場所付近に、撒いてみると効果があるかもしれません。
3-3.入浴剤
香りの強い木材の場合、おがくずをネットなどに入れてお風呂に入れると入浴剤としても使えます。
ヒノキ風呂として有名なヒノキのオガクズは良い香りがすることで有名です。
3-4.家庭菜園や畑における草抑え、肥料
家庭菜園している野菜の周りや、畑に撒くと雑草が生えにくくなります。
おがくずはそのまま土に帰ると肥料にもなります。
植木鉢や畑の野菜の芽が出てきた場所の周りに撒くだけなので手軽に再利用可能です。
家庭菜園という1つの中に、肥料と草抑えの2つの使い道があります。
3-5.アウトドア木BBQ時の着火剤
アウトドアやBBQの時に火を起こすための、着火剤としての使い道もあります。
おがくずはそのままの木材などと比べて火がつきやすくなっています。
このことから火災などには注意が必要です。
5.おすすめのおがくず
下記のおがくずはノコギリの屑というよりはカンナ屑に近いタイプになります。
国産のヒノキが原料となっているので、非常に良い香りがします。
飼っているハムスターの巣に利用していますが、おしっこの匂いなども気にならなくなりました。
ヒノキには抗菌作用もあるとのことなので、継続して利用しています。
おがくずを利用した巣を検討されている方にはおすすめの商品になります。
下記のアドレスに希望量の相談を行えば、まとまった量のおがくずの購入も可能です。
kicoriya222-product@yahoo.co.jp
ある程度の量をご希望の方は、上記に連絡されることをオススメします。
6.まとめ
おがくずの「おが」に関しては、「おが」の意味を知れば、そのままだと感じましたが、大鋸を「おが」と読むことに驚きました。
また、英語でのおがくずと日本語での「おがくず」の言葉の由来もそのままだという点は面白いと思います。
おがくずはただのゴミではなくて、たくさんの再利用方法がある資源なので、大切に使っていきたいですね。