入院が決まる際は慌ただしい場合が多く、必要なものが準備できなていなくて困ることがあります。
入院準備のリストを作成して準備をするものの自分の考えだけで作成すると抜けがでてしまうことも多々あります。
そんなときは当記事を参考にして入院準備リストを作成してみてください。
今回は男性の入院準備リストに入れておきたいアイテムについてご紹介いたします。
目次
1.衣類
入院準備リストを作るのに、まず必要になるのが衣類です。
1-1.パジャマ
男性は寝る時にスウェットの上下を着用する方も多いかと思いますが、これは良くない場合があります。
手術入院の場合、術後の数日は寝たきりになることが多くなります。
この期間、身の回りのお世話は看護師さんに任せることになるのですが、体を拭いてもらったり縫合箇所のガーゼを取り替えたりする時にスウェットだとスムーズに作業が出来ないのです。
こういった場合に便利なのが前側がボタンになっているタイプのパジャマです。
これならば患者は寝ているだけで全て看護師さんがお世話をしてくれるので、痛い思いをしなくて済みます。
術後の数日は少しの動作でも激痛が走ることがあるので、これは患者側にも大きなメリットになります。
病院によってはレンタルパジャマやレンタル浴衣がある所もありますが、レンタルしてない所もある、価格も不明であることから、入院準備リストにもパジャマではなく前側がボタンタイプのパジャマと記載しましょう。
1-2.下着
次に下着ですが、これも入院準備リストに書く際に注意があります。
必ず前開きが出来るタイプの物を選びましょう。
数日トイレに行くのが困難だと医師に判断されると、排尿用の管を差し込まれます。
管を使わない場合もありますが、その時は尿瓶を使うことになります。
これも、看護師さんに手伝ってもらわないといけない場合があるので、前開きになっていると男性はスムーズに排尿ができます。
女性には分からないことなので、事前に入院準備リストに前開きの下着と明記しましょう。
本人に代わって家族が入院準備をする時にも役立ちます。
最後に、場合によって男性はふんどしが必要になる時があります。
事前に手術の段取りを進めていく場合には書類に明記されていることもありますが、手術をする時はふんどしの方が普段使っている下着よりも清潔で、麻酔をして眠っている時でも簡単に外すことができるから病院側で指定されることがあるのです。
これは手術をする部位や入院する病院によって変わる可能性もありますが、男性の入院準備リストには一応記載しておきましょう。
2.生活用品
入院準備リストには生活用品も記載しなければいけません。
2-1.洗面用具
まずは洗面用具です。
歯ブラシと歯磨き粉は当然必須になります。
他にも、医師から入浴の許可が出たら入浴することができます。
この時に携帯用の小型のシャンプーとボディーソープ、タオルがあると重宝します。
男性ならば髭剃りも必要になりますね。
入院中はお見舞いに来てもらったり複数の看護師さん、大部屋ならば同室の患者さんなど、意外と人に会う機会が多くなるので身だしなみは大切になります。
特に髭剃りは男性でないと見落としがちになってしまうので、しっかり入院準備リストに記載しましょう。
2-2.スリッパ
スリッパは忘れることが多いのですが、院内を歩く時に外来用のスリッパは使えない場合が多いのです。
散歩は入院中は運動になるので、必ず入院準備リストに書きましょう。
2-3.ティッシュ・ウエットティッシュ
後、よく使うものとしてティッシュとウエットティッシュもあります。
手術直後は毎回手洗いを済ませて食事するのが難しいので、除菌タイプのウエットティッシュがあると便利ですね。
2-4.割り箸・スプーン
他に忘れやすい物としては、割り箸とスプーンがあります。
病院の食事は量が少ないので、男性の中には物足りないと感じる方もいます。
そんな時にお見舞いで持ってきてもらった食べ物や自分で購入した食べ物を食べるのですが、この時は病院から箸やスプーンは当然出ないので役に立ちます。
2-5.ふりかけ
病院の食事は健康を考慮して薄味になっているので、ふりかけがあると食事も捗ります。
ただし、これは病気の種類によっては却下となることもあるので、使う前は念のために使ってよいか確認しましょう。
3.その他
3-1.お金
男性女性問わずその他で必要になってくるのがお金です。
入院期間によって必要な金額は変わってきますが、ここで一つだけ注意があります。
それは、なるべく小銭で用意することです。
入院中にお金が必要になる場合の多くは自動販売機でジュースを買う、売店で食べ物や雑誌を買う時になります。
自動販売機では一万円札は使えない事が多いので、なるべく千円札や小銭を用意すると不便を感じなくなります。
入院準備リストにはお金と書くのではなく、千円札と小銭と書いておくことが大事です。
3-2.診察券・保険証
診察券と保険証も忘れやすいですが、必要なものになります。
これは入院時や退院時に必要になってくるので、必ず入院準備リストに記載しましょう。
3-3.携帯電話と充電器
携帯電話と携帯電話の充電器も欠かせないアイテムですね。
万が一忘れ物や必要になった物があった時に家族とすぐに連絡が取れる、男性の場合は仕事のやりとりをしなければいけないなどの場合に役に立つだけでなく、暇潰しにも役に立つからです。
男性でパソコンを使う仕事の方はノートパソコンを持ち込んでも良いと思います。
携帯電話だけでは時間を潰すのは大変なので、他に本や携帯ゲーム機があっても良いと思うので、一応入院準備リストに書いておきましょう。
3-4.耳栓・イヤホン
見落としがちなアイテムとして、耳栓とイヤホンがあります。
男性の大部屋の場合、高い確立で一人はいびきがうるさい人と同室になるので耳栓が重宝します。
イヤホンはテレビを見たり動画を見る時に必要になります。
周囲に迷惑をかけずに済むので必ず入院準備リストに記載しておきましょう。
4.まとめ
男性が入院準備リストを作るのに必要になる物は
- 前開きタイプのパジャマ(レンタルが在る可能性有り)
- 前開きタイプの下着、ふんどし(必要ならば)
- 歯ブラシ、歯磨き粉、携帯用シャンプーとボディソープ、タオル、髭剃り
- スリッパ、ティッシュ、ウエットティッシュ、割り箸やスプーン、ふりかけ
- 千円札と小銭、診察券と保険証
- 携帯電話と充電器、ノートパソコン、本や携帯ゲーム機
- 耳栓とイヤホン
になります。
他に必要な物がある場合には書き足しておきましょう。
まとめられそうな物はバッグなどにまとめておくと、入院準備が更にやりやすくなります。