仕事をしているとストレスを感じることってありますよね。
ストレスとは「心や体に生じる刺激に対応しようとする様々な反応」のことです。
不安や緊張など自分にとってマイナスに感じる事はストレスだと分かりやすいですが、嬉しいことでもストレスを引き起こしているのをご存知でしたか?
嬉しいストレスは身体に影響が表れにくいのに対し、不安や緊張などの不快ストレスが溜まると、疲労や不眠、更に記憶力低下に繋がり表面的に現れます。
行動や表情に現れると「イライラしてるなー」と周りに気を使われて、自分が周囲にストレスを与えていることになります。
できればストレスを感じた時は気分を切り替えて、自分も周りの人も気持ちよく仕事に取り組みたいものです。
そこで今回は仕事中でも出来るストレス発散法をご紹介します。
目次
発散法1.深呼吸
深くゆっくりとした呼吸は、体に大量の酸素を取り込み血流が良くなります。
すると疲労回復やリラックス効果が得られてストレスを軽減してくれます。
一般的に腹式呼吸はリラックスしたいときに行い、胸式呼吸はリフレッシュしたいときに行います。
1-1.腹式呼吸
腹式呼吸は下記の順で行います。
- 背筋を伸ばし、肩の力を抜いて自然に立ちます。
- お腹がへこむのを確かめながら、息をゆっくり吐き切ります。
- 次はお腹を膨らますのを意識しながら3回に分けて鼻から息を吸います。
- 口をすぼめ、ろうそくの火が消えないほどのイメージで細く長く息を吐きます。
(参考gooヘルスケア)
1-2.胸式呼吸
胸式呼吸は下記の順で行います。
- 背筋を伸ばし、自然な状態で立ち、少しずつ肩をすぼめながら息を吐き切ります。
- 両腕を広げ、胸を張りながら3回に分けて鼻から息を吸い込みます。これを何度か繰り返します。
- 口をすぼめ、息を細く長く吐きます。息を吐く途中で肩を自然な状態に戻していきます。
発散法2.セロトニン分泌を増やす
簡単にいうとセロトニンは幸せホルモンです。
精神を安定させる効果があり、ストレスを感じても怒りや不安の感情を抑えてくれます。
2-1.ガムを噛む
ガムを噛むと咀嚼が脳に刺激を与えセロトニンの分泌を促します。
より多くセロトニンを出すにはリズム良く20分以上噛むこと。
集中力も高まるので事務作業を一気に片付ける時などおすすめです。
2-2.サプリメント
セロトニンを増やす一番重要なことは「必須アミノ酸-トリプトファン」です。
これはセロトニンの原料になる物質です。
普段の食事でも肉類や魚介類などから摂取できますが、サプリメントなら簡単に摂取できますし仕事中に効果を早く実感できそうです。
発散法3.整理整頓
デスク周りが綺麗になると仕事もしやすくなり快適になります。
必要のない書類が溜まっている人はシュレッダーにかけまくると爽快ですよ。
デスクが広くなったところで癒し効果のある観葉植物を置いてみるのもおすすめです。
発散法4.信頼できる同僚に話す
仕事のストレスは同じ環境にいる人に話す方が分かってもらえるのでストレス発散しやすいですね。
信頼できる同僚に話を聞いてもらいましょう。
同僚も同じ悩みを抱えていたなんてことも。
ストレスの原因を共有するだけで心が軽くなりストレスが軽減されます。
発散法5.飲み物を飲む
リラックス効果のある飲み物は高ぶった神経を鎮める効果があり、気分転換にも最適です。
5-1.ハーブティー
ハーブティーはリラックス効果があることで広く知られていますが、ストレスに特に効果のあるハーブは
- オレンジフラワー
- セントジョンズウォート
- シベリアニンジン
- ローズヒップ
- ジャスミン
- ラベンダー
がおすすめです。
カモミールはすべてにおいて万能なのでそれぞれにブレンドされても良いと思います。
5-2.ココア
ココアはカカオの実から出来ており、カカオポリフェノールが含まれています。
カカオポリフェノールはストレスへの抵抗力を高めてくれます。
またココアの苦みはテオブロミンという成分で自律神経を整える作用があり、その効果は持続性が高くリラックス効果が長く続きます。
まとめ
できるだけ仕事中に自然に出来るストレス発散法をご紹介しました。
サプリメントやハーブティーはストレスがたまっていて寝れない・怒りっぽいという方には特におすすめしたい発散法になります。