抹茶は健康にも、美容にも良いと言われています。
アイスやスイーツにも、抹茶味が多くなりましたよね。
でも、抹茶にはカフェインが含まれていて、飲み過ぎには注意です。
今回は、抹茶やお茶のカフェイン量について紹介します。
1.抹茶のカフェイン量
お店で出される抹茶は1杯(150ml)で50mgです。
コーヒーは同じ量で100 mgなので、抹茶のカフェイン量はコーヒーの半分ということになります。
カフェインの多いコーヒーより少ないからといって、何杯も抹茶を飲むのはおすすめできません。
飲めば飲むほどカフェイン量は体内で蓄積されていくからです。
では、なぜカフェインの摂り過ぎがいけないのでしょうか。
カフェインの代表的な作用は眠気覚ましです。
眠気からシャキッとさせたい朝、頭がボーッとする午後、残業や徹夜で眠りたくないときなどに効果的です。
しかし、そんな状態ではないときに多く飲むと、不眠に繋がることも。
就寝する6時間前以内にカフェインを摂ると、眠れなくなると言われています。
これには個人差があり、カフェインに強い人は効きにくく、弱い人はてきめんに効いてしまうのです。
わたしは少々弱いので、抹茶やコーヒーは午前中だけと決めています。
2.抹茶と他の飲みのものとのカフェイン量比較
カフェインが含まれる飲み物のカフェイン量を紹介します。すべて1杯(150 ml)計算です。
- 抹茶(50mg)
- コーヒー(100 mg)
- 紅茶(45 mg)
- ほうじ茶(30 mg)
- 煎茶(30 mg)
- 玄米茶(15 mg)
- 玉露(96 mg)
お茶の中では玄米茶やほうじ茶、煎茶が少なく、意外と玉露が多いですね。
1日のカフェイン摂取量に既定はありませんが、成人であれば300~400 mgが理想です。
抹茶やコーヒーはラテにするとゴクゴク飲めてしまうので、1日2~3杯に留めておくのが良いですね。
また、ペットボトルのお茶や清涼飲料にもカフェインが含まれています。
カテゴリごとの平均は緑茶57.8 mg、ウーロン茶66.3 mg、紅茶60.5 mg、ほうじ茶63.1 mg、コーラ48 mgです。
カフェイン量が少なめのほうじ茶でも、ペットボトルになると多くなります。
普段ペットボトルのお茶を飲む方は、カフェイン量をチェックしてみてください。
3.まとめ
ついつい飲み過ぎてしまうカフェインは、中毒性を持っています。
無理にカフェイン断ちすると禁断症状が出てしまうこともあるようです。
最近眠れないな、と思う方は量を減らしたり、午前中だけにするなどして工夫してみてくださいね。