喫茶店に行くと、ビンに入った塩ってありますよね。
喫茶店定番のモーニングセットについているゆで卵とかにかけるやつです。
あの塩のビンですが、よく見るとコーヒー豆のような物体が入っていることがあります。
あのビンに入ったものは何なのでしょうか?
気になったので、喫茶店の塩のビンに入っている物の正体とその理由について調べてみました。
1.塩のビンに入っているものの正体
あのビンに入っているものは、やはりコーヒー豆のことが多いようです。
多いと書いたのはお米やピーナツの場合もあるからです。
塩のビンに入れるものは、お米の種類やコーヒー豆の種類は関係なく、乾燥剤代わりになるものであれば、大丈夫みたいです。
コーヒー豆が入っていると喫茶店ということもあり、オシャレに感じますよね。
2.塩のビンに別のものを入れる理由
なぜ塩のビンにコーヒー豆や、お米を入れるのでしょうか?
実はコーヒー豆やお米を入れることで、塩の代わりに湿気を吸ってくれるからになります。
塩も水分を吸うので、塩だけにしておくと水分で塩が固まって出しづらくなります。
お米やコーヒー豆を入れておくと、塩の代わりに水分を吸ってくれるようになり、塩が固まりにくくなります。
ちなみにこのお米やコーヒー豆は炒ったもので、そのものの水分を飛ばした状態にしてから、塩に入れるようにしています。
これらのお米やコーヒー豆は、せんべいなどに入っているシリカゲルなどの乾燥剤の代わりになる、食品で作る乾燥剤としての役割を果たします。
お米や豆の種類・状態にもよりますが、効果は半年くらいあるようです。
水分を吸収する役割が大きいですが、仮に塩同士がくっついた際に、コーヒー豆やお米を入れた状態でビンを振るとくっついた塩をほぐしてくれる効果もあります。
3.まとめ
塩に物体が入っているのに気づいたときは凄く不思議でしたが、理由を聞いて納得しました。
最初は勝手に、風味的な何かに影響を与えるのかと思っていました(笑)
人と喫茶店に行く度に、この豆知識を披露しようかと思います。
今回の内容は、お米であれば簡単に家庭でも試せる内容だと思います。
塩のビンの中身が良く固まって出しづらくなることが多いので、私も早速試してみたいと思います。
ちなみに塩は塩に含まれる少量の不純物(ニガリなど)が水分を良く吸収するそうです。
なのでアジシオなどはよく固まるのかなと思います。
ちなみに缶コーヒーについても豆知識をご紹介しております。
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今回の内容が皆さんのお役に立てれば幸いです。