最近暑い日が増えてきていて、いよいよ夏が近づいていますね!
夏といえばお祭り、お祭りといえば日本三代盆踊りの一つの阿波踊りがあります。
みなさんは阿波踊りの本場、徳島県阿波踊り祭りに参加したことはありますか?
実はこのお祭りは約130万人の人が来場する日本最大規模のお祭りになります。
参加をしてみたいけれど、何から準備すればいいのか分からないという方へ、参加に向けて準備すべきことや当日の見どころなどをお伝えします。
今年は徳島県へ行こうと考えている方は要チェックです!
目次
1.徳島県阿波踊り祭りとは
毎年8月12日から15日まで開催をされる徳島県阿波踊り祭り。
阿波踊りの本場の徳島県では、阿波踊りが踊られるようになってから約400年もの歴史があると言われています。
現在阿波踊りの文化は全国各地へ広がっていますが、阿波踊りが最も盛んな地域は徳島県です。
このお祭りには1000組以上の連が参加をしますが、その中でも徳島県には有名連と呼ばれる連が多数あり、主に各協会などに所属している連が多いです。
2.阿波踊り祭りに参加するために必要な準備
毎年大いに盛り上がる徳島県阿波踊り祭りですが、見に行きたいと考えている方は早めの準備が必要です。
ここでは具体的に進めておいてほしい事柄をお伝えします。
2-1.宿泊先の手配
まず確保してほしいのが、お祭り期間中の宿泊先です。
徳島県阿波踊り祭りには約130万人が訪れますが、実は徳島市内にあるホテルや旅館施設は約3400室程度にとどまり、例年慢性的に宿泊施設が不足しています。
このお祭り期間中は徳島市内の宿泊施設はほぼ満席となり、宿泊先が確保できなかった人は、演舞終了後は徳島市を離れざるを得ないという現状です。
ただ、この宿不足を緩和するために、徳島市は旅行者に自宅の空き部屋などを提供してもらう「イベント民泊」を取り入れ、自宅提供者や宿泊希望者の募集を始めました。
この取り組みをを通して宿不足解消が期待されていますが、阿波踊り祭りに参加を考えている方は、徳島市近郊を含めた範囲での宿泊先の検討をしてみることをおすすめします。
2-2.交通手段の手配
ここでは東京から徳島へ移動する際の交通手段について紹介します。
主な交通手段として、飛行機・電車・バス・フェリーがあります。
・飛行機
徳島市に一番近い空港は、徳島阿波おどり空港です。
東京(羽田空港)から向かう場合、1時間10分ほどあれば到着することができます。
運賃は、一般の航空会社であれば2万円~3万円台です。
空港からはリムジンバスが出ていて、徳島駅までは30分ほどです。
決して安くはない交通費になりますが、短時間で移動ができるので、長時間かかる移動で疲れてしまったという事態を避けることができます。
・電車
東京から岡山駅まで新幹線に乗り、そこから特急や快速に乗り換えて徳島まで向かいます。
所要時間は5時間~6時間かかり、運賃は約1万8千円です。
飛行機よりは時間がかかりますが、値段は2万円を切ります。
確実に座って移動をしたいという方は早めに特急券や指定席券を予約しましょう。
・高速バス
バスの場合は東京から徳島まで乗り換えなしで向かうことができるため、便利です。
運賃は約8千円~1万円台に抑えられますが、所要時間は8時間~10時間と長時間の移動になります。
・フェリー
東京から徳島をつなぐフェリーが基本的に1日1便運航をしています。
フェリーは車やバイクと一緒に乗船することもできるため、自分の車に乗っていきたいという方にはおすすめです。
所要時間は18時間~19時間と高速バスよりも長旅になり、運賃は約1万円~2万円台となっています。
3.阿波踊り祭りの見どころ
宿泊施設や交通手段の手配も終え、いざ徳島県に到着をしたら、いよいよ阿波踊り祭り本番です。
ここでは、阿波踊り祭りを楽しんでもらうために知っておいてほしい情報をピックアップしてお伝えします!
3-1.主要な3つのお祭り
徳島県阿波踊り祭りの本番期間は8月12日から15日の4日間ですが、まず前日の11日から「選抜阿波おどり大会前夜祭」が開催されます。
そして本番期間中は、昼は「選抜阿波おどり大会」、夜は演舞場での「徳島市阿波おどり」が行われ、昼から夜まで阿波踊りを楽しめます。
次からは、各お祭りの詳細について紹介していきます。
・「徳島市 選抜阿波おどり大会 前夜祭」
「阿波おどり振興協会」と「徳島県阿波踊り協会」に所属する有名連が合同で演舞を行います。
合同演舞をみることができる貴重な機会なので、阿波踊りファン必見のイベントです!
・「徳島市 選抜阿波おどり大会」
「阿波おどり振興協会」と「徳島県阿波踊り協会」所属の有名連が毎日3連ずつ出演をします。
舞台上の演舞は、野外の元気で楽しい雰囲気の流し踊りとは一味違った魅力があります。
・「徳島市 阿波おどり」
最も有名なお祭りで、多くのお客さんが来場します。演舞場は徳島駅から徒歩20分以内の場所で、街全体が熱気の渦に飲み込まれます。
また、席に座って落ち着いて観覧したいという場合には、有料席もあります。
希望する方は、指定席と自由席があるので、お好みの席を選んで予約をしてください。
3-2.「徳島県 阿波おどり会館」
阿波踊り祭りのもう一つの見どころとして、阿波踊りのシンボルである「阿波おどり会館」があります。
そしてこの会館の一番の目玉は、阿波おどりホールで、なんと連による阿波踊りの演舞を目の前で見ることができることです。
また、阿波おどり体験コーナーでは一緒に踊ることもできます。徳島の魅力を凝縮したような会館なので、是非この会館にも足を運んでみてください!
4.まとめ
阿波踊り祭りは関東圏でも多く行われていますが、本場の徳島県阿波踊り祭りを体験することがおすすめです!
この4日間は街全体が熱気の渦に飲み込まれ、どこへ行ってもお祭り騒ぎのムードは本場徳島ならではの光景です。
この夏は本物のお祭りを体験しに阿波踊りの本場徳島県へ行ってみませんか?
迫力ある阿波踊りを生で見ることで、あなたも阿波踊りのファンになることは間違いありません!この夏が待ち遠しいですね!